ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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デーブ・ロバーツ監督はご満悦

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。5回に2試合連続となる52号逆転2ランを放ち、52個目の盗塁も成功させるなど、4打数3安打2打点、1盗塁と大暴れ。前日の敵地マーリンズ戦では大リーグ史上初の「50本塁打&50盗塁」を超えて「51-51」を達成したばかり。指揮官は米番組に出演し満足げだった。

 19日の試合後、米スポーツ専門局「ESPN」の人気番組「スポーツ・センター」に出演したロバーツ監督。ホストのスコット・バン・ペルト氏から大谷について聞かれると、「オーナーのマーク・ウォルターは経営のプロだから彼のことを私が語るのは変だけど、ショウヘイ・オオタニへの7億ドルの投資は最高のリターンがあったと思うね」と笑顔を浮かべご満悦の様子だった。

 歴史的なシーズンを過ごす大谷。ロバーツ監督は「ショウヘイが今季、投球していないことは理解している。それを利用して出来るだけダイナミックになれるチャンスだと捉えているところはある」と説明したうえで、「そこで盗塁には積極的。成功率も高い。長打率、打率、打点も凄い。毎日のように出場していることには感銘を受けるよ」と称賛した。

 さらに、「彼は今まで見たことがないようなアスリート。私はバリー・ボンズと対戦したし同僚になったこともある。彼がキャリアの終盤だったこともあるけど」と伝説のスラッガーであるバリー・ボンズと比較していた。

(THE ANSWER編集部)