アマゾンは、メッシュWi-Fiシステム「eero」（イーロ）シリーズを発売した。価格は1万9980円～。「eero Max 7」のみ10月23日から出荷が始まる。

　Wi-Fi 6対応の「eero 6＋」は1ユニットで1万9980円。2ユニットで2万8980円、3ユニットでは4万2480円。Wi-Fi 6E対応の「eero Pro 6E」は1ユニットで3万6980円、2ユニットで6万480円、3ユニットで8万2980円。Wi-Fi 7対応の「eero Max 7」は9万5980円で10月23日に出荷が始まる予定。

　eero 6＋は、最大1Gbpsの通信速度に対応する中級モデル。約75台までの同時接続に対応する。eero Pro 6Eは6GHz帯に対応しギガビット以上の速度性能を備える上級モデル。およそ100台までの同時接続に対応しており、XRサービスや4K～動画の視聴を楽しめるとする。eero Max 7は最新規格Wi-Fi 7に対応し、6GHz帯も利用できる。およそ200台までの同時接続が可能。無線接続では最大4.3Gbps、有線接続では最大9.4Gbpsの速度で通信できるという。個人利用のほかSOHOや小規模な店舗での利用も想定する。

eero 6＋

eero Pro 6E

eero Max 7

　「Zigbee」「Matter」「Thread」のスマートホーム規格に対応する。箱から取り出して数分でセットアップが完了するというシンプルさを特徴とする。専用アプリから管理が可能で、今後提供予定の機能で「Echo Pop」などを利用してWi-Fi範囲を拡張できるようになる。また、VPNや優先的なサポート対応、DDNSなどが利用できるサブスクリプションサービス「eero Plus」（1万3600円/年）が後日提供される。