(左から)岡田将生、山崎育三郎 ©︎テレビ朝日

写真拡大

 10月17日よりテレビ朝日系で放送がスタートする岡田将生主演ドラマ『ザ・トラベルナース』に山崎育三郎が出演することが決定した。

参考:『ザ・トラベルナース』続編、10月17日より放送へ 岡田将生×中井貴一が命の現場を再改革

 本作は、『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ(テレビ朝日系)の生みの親である脚本家・中園ミホが、岡田&中井貴一とタッグを組んだ医療ヒューマンドラマ。2022年に放送された前作から2年の続編となる。

 手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(ナース・プラクティショナー)」を持つ、一見感じが悪いがアメリカ仕込みの優秀なトラベルナース・那須田歩(岡田将生)。そして、物腰は柔らかいが、ここぞという場面では痛烈な一言で理不尽な体制や思想を一刀両断する謎多き“嘘つき”スーパーナース・九鬼静(中井貴一)。卓越したスキルと熱き哲学を持った最強曲者ナースコンビが、患者ファーストで医療現場を改革していく。

 山崎が演じるのは、“最大の敵”として歩と静の前に立ちはだかる基幹病院「西東京総合病院」の新院長・薬師丸卓。「正しい医療、正しい働き方」を掲げ、働き方改革を中心とした組織変革に着手するクリーンな若きカリスマだ。ところが、そんなカリスマにも“ある問題”が。実は、穏やかな物腰ながらも、自身の判断には絶対的な自信があり、意に反する者はすぐに切り捨てる一面があった。

 やがて、歩&静と対立していくことになる薬師丸。山崎は、「薬師丸は氷のような人ではあるけど、心の中ではすごく炎が燃えているようなキャラクター。みんなをかき乱し、物語を侵すような存在になっていきたい」と意欲を語った。

 ドラマ『昭和元禄落語心中』(NHK総合)では、共に親友であり、ライバルでもある落語家を演じた岡田と山崎。岡田は、「いっくん(山崎育三郎)とはお互いの性格も十分に分かっている間柄。いっくんだからこそ、僕の熱を思う存分ぶつけられるなと思っています」とコメント。一方、山崎も「“戦友”という感覚が今もあるまーくん(岡田将生)と久しぶりに会えて、共演できることが非常にうれしかったですし、撮影が始まった今もワクワクしています。自分もまーくんに思いっきり熱をぶつけていきたいです」と、期待に胸を膨らませた。

岡田将生(那須田歩役) コメント取材の場ではありますが……「いっくん」って呼んでいいのかな(笑)? いっくんとはドラマ『昭和元禄落語心中』(2018年)で共演し、切磋琢磨しながら一緒に落語の勉強もしたので、お互いの性格も十分に分かっている間柄なんです。いっくんは本当に素晴らしい人間性を備えた方! いっくんが相手だからこそ、僕の熱を思う存分ぶつけられるなと思っています。そんな彼と6年ぶりに、また違うライバル関係を演じ、ぶつかり合えるのがとても楽しみです。前作の『ザ・トラベルナース』では歩とは年齢差のある院長が敵でしたが、今回は同年代の敵ということで、また違うぶつかり合いが見せられるんじゃないかな、とワクワクしています。

山崎育三郎(薬師丸卓役) コメント出演オファーを受けた時の心境主演のまーくんとは6年前に『昭和元禄落語心中』で共演し、またいつか一緒にお芝居をしたいと思っていました。最近ずっと会えていなかったこともあり、まーくんと久しぶりに会えて、共演できることが非常にうれしかったですし、撮影が始まった今もワクワクしています。

岡田将生の印象背は高いけど……“ちっちゃい柴犬”(笑)。人懐っこくて、かわいくて、優しくて、いつも自然体で…大好きです! まーくんとも話していたんですけど、自分が今までやってきた作品の中でも一番しんどかった『昭和元禄落語心中』を一緒に乗り越えた“戦友”という感覚が今もありますし、会うとホッとします。

新院長・薬師丸卓をどのように演じたいか薬師丸はすごく冷静で、氷のような人ではあるけど、心の中ではすごく炎が燃えているようなキャラクターなんです。周りの強いキャラクターたちと比べ、わりと淡々と静かに進んでいくイメージの人物ではありますが、物語を大きく動かしていくような瞬間もあると思うので、丁寧に演じていけたらいいなと思っています。また、今回は美意識が高いキャラクターでもあるので立ち居振る舞いにおいても、なるべくきれいな動きを心がけたいです。

視聴者へのメッセージみんなをかき乱し、物語を侵すような存在になっていきたいと考えていますし、自分もまーくんに思いっきり熱をぶつけていきたいです。チーム一丸となって良い作品にしていきたいと思っておりますので、ぜひお楽しみいただければと思います。(文=リアルサウンド編集部)