すっきり暮らしのコツは、ものを持ちすぎないこと。夫婦ふたりで団地で暮らす人気インスタグラマーのゆくさん(30代)も、必要以上にものをもたない生活を3年ほど続け、「予想以上に暮らしが快適になった」と語ります。そんなゆくさんに、心地よい生活のために買わなくなったものを5つ教えてもらいました。

1:派手な洋服

学生の頃は派手な服も好きで実家のクローゼットはにぎやかでした。ですが、30代が近くなったときにやっと気づきました。派手な服や特徴のある服はコーディネートが難しいということです。

【写真】すっきりした押し入れ

オシャレな方はいい感じに着こなしているけれど、いざ自分が着てみるとなんだかしっくりこない…! 派手な服を着こなすためにまた新しく服を買う…収納スペースは服であふれかえっていました。

当たり前のことなのかもしれないけれど、コーディネートの難しさに改めて気づき、最近は派手な服を買わなくなりました。今は、シンプルでコーディネートしやすい服でオシャレを楽しんでいます。収納スペースから服があふれることもなくなりすっきりしました。

2:推しのグッズ

私は幼い頃からアニメやゲームが大好きで、今でも多くの時間をアニメとゲームに使っています。ただ、推しのグッズは買わなくなりました。

私の最初の推しはセーラームーン。その後もいろんなキャラクターを推して、たくさんのグッズを持っていました。30代になった今も推しはいるのですが、グッズは買わなくなりました。

理由は、どんな推しでもグッズを永遠に持ち続けることはないからです。推しを好きな気持ちはずっとあるけど、私は“グッズ”というものに飽きてしまう性分です。手放すときは悲しいですし、買わなければよかったと思ってしまいました…。それからは、推しのグッズを買うのはやめました。さよならの日がこないことで、気持ち的にすっきりさせてくれました。

3:来客用のあれこれ

新婚当初は友達や家族が来たときのために…と、来客用のあれこれを購入して保管していました。ですが、いざ二人暮らしを始めてみると、家にだれかを招くことはほとんどありませんでした。

30代に入って、自分も周りも仕事や家庭で忙しくて、会うときはカフェやファミレスが多くなったからかもしれません。

結婚当初に買った来客用のものは、何年も使うことなくホコリをかぶっていたので、思いきって手放すことに。収納スペースに余白ができて、すっきりしてよかったです。

4:必要以上の収納アイテム

すっきり暮らすことを始めてからは、めったに収納アイテムを買わなくなりました。収納アイテムが欲しくなったときは、見直しのチャンス! と思って片づけをしました。

それを繰り返していくうちに、すぐに収納アイテムを買うのではなく、見直すことが大事なのだと感じました。意外と見直していると、不要なものが出てくるので収納アイテムも買わなくてすむことも多かったです。

5:100均のお皿

最後は100均のお皿です。最近の100均はオシャレなお皿が多くて見ていると、あれもこれもと欲しくなり、気づいたら収納スペースが似たようなお皿でいっぱいになっていました。

ですが、不思議なことに私は100均のお皿を長く愛用できたことが一度もないんですよね。気に入って買ったはずなのにしばらくすると飽きてさよなら。こんなことが何度も続いて、「気軽に買えるから大切にできないのでは?」と思いました。

試しに、1000円以上するお皿を購入すると、飽きずに何年も大切に使うことができるようになりました。頻繁に買うこともなくなり、収納スペースもすっきりして、出し入れもしやすくなりました。