とちぎテレビ

敬老の日の16日、宇都宮市にある動物園では、人間の年齢で80歳を超えるとされる動物の長寿を祝うイベントが開催されました。

宇都宮動物園で長寿をお祝いされたのは、ワラビーの中では一番大きい種類と言われているベネットアカクビワラビーのオスのマックスです。

マックスは、2011年8月9日に園内で生まれ、先月、誕生日を迎え園内のワラビーの中で最高齢の13歳になりました。

生まれてまもなく母親のお腹の袋から落ちてしまうアクシデントがありましたが、それからは飼育員の真心のこもった人工保育で順調に成長しました。

園によりますとワラビーの寿命は一般的に10歳から15歳と言われていて、13歳のマックスは人間の年齢で言うと80歳から90歳に相当します。

性格はマイペースで、ほかのワラビーたちにも優しく、人にもなついていて愛されるキャラクターだと言います。

飼育員からマックスに好物のとうもろこしがたっぷり入った特製のケーキが贈られると大喜びでかぶりついていました。

三連休最終日の16日は訪れた多くの家族連れなどが、マックスの長寿を祝いました。