とちぎテレビ

日本刀で巻き藁を斬る武道「抜刀道」の全国大会が9月15日、鹿沼市の英信館道場で行われました。

今回で6回目となるこの全国大会には、流派を超えて東は山形県、西は広島県までの14の団体、59人が参加し、10代から70代まで剣士たちが腕を競いました。

「抜刀道」とは、本物の真剣を使って、畳を筒状に巻いて作った「巻き藁」を斬る日本の伝統的な古武道です。競技は選手が開始線に立った時点から採点が始まり、斬り口の角度や間合いなど20の項目を減点方式で審査します。

このうち個人戦は段位ごとのトーナメント戦で行われました。紅白に分かれた剣士たちは心・技・体そろった気迫あふれる剣さばきで日ごろの鍛錬の成果を披露していました。