とちぎテレビ

真岡市にあるごみ処理施設で13日、火災を想定して施設と消防による共同の消防訓練が行われ、緊急時の初期消火や避難誘導を確認しました。

真岡市にあるごみ処理施設「芳賀地区エコステーション」で行われた消防訓練には、施設の職員や真岡消防署などから合わせておよそ50人が参加しました。

施設は2014年に稼働してから毎年2回、火災と地震を想定した消防訓練を実施していますが、稼働から10年の節目になる今回は、初めて消防のはしご車が参加して行われました。

訓練は、可燃物のごみが集まったピットで火災が発生したという想定で行われ、はじめに訓練に協力する地元の人たちを、施設の見学者に見立てて避難誘導を行ったほか、ごみピットに備えてある放水銃で水をかける初期消火が行われました。最後に通報を受けて駆け付けた消防がはしご車で消火を行いました。

全国のごみ処理施設では充電式の電池などから火が出て、大規模な火災になるケースが相次いでいることから、芳賀地区エコステーションでは家庭でごみの分別をするように呼びかけています。