とちぎテレビ

9月の「障害者雇用支援月間」に合わせて、障がい者の安定した雇用に貢献した県内の事業所などが10日、栃木県から表彰を受けました。県は障がいのある人の職業的な自立や、安定した雇用に貢献した優良な事業所などを表彰しています。

県庁昭和館で行われた今年度の表彰式では、知事表彰になった団体と個人に福田富一知事から表彰状が手渡されました。

団体表彰を受けたのは、芳賀町で車の部品の設計などを手がける「エイチワン商品開発センター」と足利市の歯車と歯車装置の製造設計の「菊地歯車」です。

個人表彰を受けたのは、優良勤労障がい者として共に日光市のクリーニング業沼尾に勤める堀田純子さんと渡邉和子さんです。

また「高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長」表彰に日光市の沼尾が、同じく「雇用支援機構理事長」の努力賞に宇都宮市のテクノセンターと社会福祉法人長寿栄光会が表彰されました。

厚生労働省栃木労働局によりますと、県内の去年の障がい者雇用率は2.39%で2022年に続いて法定雇用率を達成しています。