ローズSと好相性の中内田充正調教師&川田将雅騎手タッグ GI馬の半妹で4勝目なるか
中内田充正調教師と川田将雅騎手の高勝率タッグが、クイーンズウォーク(牝3)でローズステークス(3歳牝・GII・芝2000m)の4勝目を狙う。
中内田調教師と川田騎手のタッグは、これまでローズSに4回参戦。18年のオールフォーラヴ(3番人気)こそ9着に終わったが、その後は19年のダノンファンタジー(1番人気)、20年のリアアメリア(3番人気)、22年のアートハウス(1番人気)と3連勝中。相性は抜群と言える。
今年はクイーンズウォークで挑む。父キズナ、母ウェイヴェルアベニュー、母の父Harlingtonの血統。半兄には20年の朝日杯FSを制したグレナディアガーズがいる。ここまで5戦2勝。昨年12月の未勝利(阪神芝1800m)で初勝利を挙げると、続くクイーンCで重賞初制覇。一気に牝馬クラシック戦線の主役候補に躍り出た。春の2冠は桜花賞が8着、オークスが4着と悔しい結果に終わったが、牝馬同士なら世代上位の力を秘めている。
今回はひと夏を越しての成長が問われる一戦となる。本番では更なる強敵が待ち受けるだけに、ここは結果が求められる。厩舎の仕上げ、そして鞍上の手腕にも期待したい。