とちぎテレビ

サッカーJ2の栃木SCは6日、記者会見を開き、着なくなった服などを集めてチームの応援グッズに変えるプロジェクトを行うと発表しました。

県庁で行った記者会見には、栃木SCの橋本大輔社長と共同でプロジェクトを進める壬生町の運送会社、三正運輸など県内外の企業の代表者らが出席し概要を説明しました。

プロジェクトは、衣類の大量生産と廃棄で環境問題が深刻化していることを背景に、国連の持続可能な開発目標・SDGsに貢献するため、衣類のリサイクルを進めるのが目的です。

具体的には、チームのサポーターや地域住民などから衣類を回収しそれを、タオルやハンカチに作り変えて、ホームゲームの来場者に配布するということです。

配布の時期はまだ未定ですが、次のシーズンの開幕以降の実施を目指します。

プロジェクトはファンや地域を巻き込んで循環型社会を紡ぐ過程を表した「FANLOOP」と名づけられ、9月23日に、FKDショッピングモール宇都宮インターパーク店でこけら落としのイベントが行われます。