タイガース戦の9回に登板したパドレスの守護神・スアレス

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● パドレス 3 − 4 タイガース ○

<現地時間9月5日 ペトコ・パーク>

 パドレス守護神のロベルト・スアレス投手(33)が5日(日本時間6日)、本拠地でのタイガース戦に救援登板。3点リードの9回に逆転満塁ホームランを浴び、今季3敗目(8勝31セーブ)を喫した。

 3連勝中のパドレスは8回まで3−0とリード。4連勝で同地区の首位・ドジャースへ接近…と行きたいところだったが、最終回に落とし穴が待っていた。

 満を持して9回のマウンドに上がったスアレスだったが、安打と2四球で一死満塁のピンチ。代打・カーペンターは空振り三振に仕留めて二死まで漕ぎつけたものの、続く9番・メドウズにフルカウントからの100.7マイル(約162キロ)直球を左翼席へ運ばれ、まさかの逆転グランドスラムに本拠地は騒然となった。

 元阪神の守護神はここで降板となりベンチで茫然。痛恨のセーブ失敗で3敗目を喫し、試合前の時点で1.93だった防御率は2.54に悪化した。

 パドレスはまさかの大逆転負けでタイガース戦のスイープに失敗。連勝は「3」で止まり、試合のなかった同地区首位・ドジャースとのゲーム差は「5」に広がった。