ホン・ミョンボ新体制の韓国はホームでドロー…ソン・フンミンやオ・セフンが決定機モノにできず【2026W杯アジア最終予選】

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2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループB第1節の韓国代表vsパレスチナ代表が5日に行われ、0-0のドローに終わった。

AFCアジアカップが終わってから暫定体制が続いたが、今年7月にホン・ミョンボ新監督の就任が決定した韓国。その新体制初陣にしてW杯最終予選の重要な初戦はホームにパレスチナを迎え撃った。

ホン・ミョンボ監督はこの一戦に向けて[4-3-3]を採用。キム・ミンジェ、ソン・フンミン、イ・ガンイン、ファン・インボムらをスタメンで起用した。

立ち上がりから圧倒的にボールを握る韓国は左サイドに入ったソン・フンミンにボールを集めながら局面の打開を図る。しかし、後ろ重心で守備に人数をかけるパレスチナの守備に苦戦。

逆に、前がかりなところをシンプルなカウンターで突かれると、オフサイドながらゴールネットを揺らされるなど冷や汗を欠く場面も。前半終盤にかけて攻勢を強めると、チュ・ミンギュやファン・インボムとボックス付近でフィニッシュに絡むが、前半のうちにゴールをこじ開けることはできなかった。

迎えた後半、チュ・ミンギュを下げてFC町田ゼルビアのオ・セフンを最前線に投入した韓国。さらに、59分には切り札のファン・ヒチャンをピッチに送り込む。

60分にはボックス右でラストパスを受けたイ・ガンインにビッグチャンスが訪れるが、ここは力が入ったか、シュートを枠の上に外してしまった。続く64分にはイ・ガンインの正確な左足クロスをゴール前に抜け出したオ・セフンがヘディングで合わせるが、ピッチに叩きつけたヘディングシュートは相手GKのビッグセーブに阻まれた。

ゴールの匂いはさせるものの、あと一押しが足りないホームチーム。67分には2枚替えも敢行し、攻勢を強める。73分にはボックス手前の好位置で得たFKをイ・ガンインが左足で直接狙うも、これもGKのファインセーブに阻まれた。

何とかゴールをこじ開けたい韓国はリスク承知で最後まで攻勢を強めたが、オ・セフンの2度の決定的なヘディングシュートはGKの好守に遭い、87分にGKを右にかわしたソン・フンミンのシュートもポストに阻まれるなど、決定力を欠き続けてタイムアップを迎えた。

この結果、ホン・ミョンボ新体制初陣は消化不良のドローに終わり、厳しいW杯最終予選をドローでスタートする形となった。

韓国代表 0-0 パレスチナ代表