大西流星主演の映画が大コケで主題歌もいま一つのなにわ男子、アジアツアーで巻き返せるか
なにわ男子の大西流星が主演した映画「恋を知らない僕たちは」が大コケ模様だ。映画の主題歌となったなにわ男子の7枚目シングル「コイスルヒカリ」も前作に比べて微増にとどまっている。一時期は藤島ジュリー景子前社長のお気に入りグループと言われたなにわ男子だが、上がり目が見られない。
大西にとって初の主演となった今作は、「虹色デイズ」などの漫画家・水野美波氏による人気少女コミックを実写映画化した青春ラブストーリー。大西のほかにもHiHi Jetsの猪狩蒼弥が出演するなど注目の1作だった。
ただ、公開初週の興行収入ランキングは7位にとどまり、翌週にはトップ10圏外。映画関係者が言う。
「大西のファンにとっては、彼のことを見ているだけで満足という人も多いでしょうが、映画ファン全般に刺さるようなものではないので正直、厳しい。興行収入的に言ってもヒットどころか、大コケの部類に入るのでは」
主題歌となった7枚目シングル「コイスルヒカリ」は発売初週で約40万枚を売り上げ、オリコンチャートでは1位となったが…。「前作の『I Wish』が発売初週で約37万枚でしたから、微増といっていいでしょうが、この前作の直前は高橋恭平のスキャンダルが報じられました。その前にも西畑大吾、長尾謙杜と立て続けのスキャンダルがあっただけに、ファン離れがすごいと言われていた時期。そこから半年以上たってリリースしたシングルですが、微増でとどまるというのは、かなり人気の落ち込みはあるのでしょう」(音楽関係者)
映画に歌にいま一つ乗り切れないなにわ男子だが、頼みの綱はアジア戦略だという。
「年末から来年にかけて台北、ソウル、香港とアジアツアーが組まれています。アジアでの道枝駿佑人気は抜群です。韓国で道枝は、『ミチゲッタ駿佑』と呼ばれているんですが、これは、韓国語で『おかしくなりそう』という意味の『ミチゲッタ』と『道枝』をかけ“おかしくなりそうなほどかっこいい道枝”という意味を込めているんです。それほど人気の高いアジアで勝負というのは日本での閉塞感を打ち破るには、いい選択では」(前出・音楽関係者)
鳴り物入りでデビューし、飛ぶ鳥を落とす勢いだったなにわ男子だが、活路を見出せるか。