中国との初戦に向けて調整する日本代表の選手たち。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 9月5日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選がついにスタートする。

 日本(FIFAランキング18位)は、オーストラリア(24位)、サウジアラビア(56位)、バーレーン(80位)、中国(87位)、インドネシア(133位)と同じグループCを戦う。最上位ではあるものの、森保一監督は「2次予選と最終予選は全く別次元の戦いになる」と表現するように、決して油断できない。

 さらに前回のカタールW杯予選を振り返れば、第1節のオマーン戦でまさかの黒星を喫するなどし、開幕3戦で2敗を喫しており、その二の舞は絶対に避けたいところだ。

 中国(5日)、バーレーン(10日)との大事な2連戦を前に、イギリスの有力紙英紙『The Guardian』がC組のプレビューを掲載。勢力図を示している。
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「グループCは日本が中国を迎えてキックオフされる。この試合は激しい戦いになる可能性があるとはいえ、サムライブルーがチームドラゴンをかなり楽に倒すはずで、その可能性は低そうだ。W杯出場は2002年大会のみの中国は、前ラウンドで(勝点で並んだ)タイとの直接対決の成績が良かったため、ここまで勝ち上がってきた。日本は3大会連続でオーストラリア、サウジアラビアと対戦し、首位通過を狙う。

 サウジアラビアは、ロベルト・マンチーニ監督の下でまだ落ち着きを取り戻しておらず、サッカルーズ(オーストラリア)と2位を争う構図になりそうだ。アジアで最も成長したチームであり、ヨーロッパで生まれ育った帰化選手が多いインドネシアは、中国とバーレーンの上の4位に食い込む可能性がある」

 森保ジャパンは下馬評通り、C組を終始リードする存在となり、トップのままフィニッシュテープを切れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部