発売から3年半...PS5が「厳しい外部環境」で大幅値上げ 通常モデルで約2割、ゲーマー嘆き
プレイステーション公式Xは2024年8月27日、ソニーの家庭用据置型ゲーム機「PlayStation 5(PS5)」の希望小売価格を、9月2日から値上げすると発表した。
いずれのモデルでも1万円以上の大幅な値上げとなり、ゲームファンからは困惑と嘆きの声が相次いでいる。
通常モデルは6万6980円→7万9980円
PS5は20年11月に発売。発売後しばらくの間、品薄状態が続き、高額転売が相次ぐほどの人気ぶりとなっていた。
発表によると、ディスクドライブを搭載した通常モデルの「PlayStation 5」は6万6980円→7万9980円、ディスクドライブ非搭載でダウンロード販売のみに対応する「PlayStation 5 デジタル・エディション」は5万9980円→7万2980円と、いずれも1万円を超える値上げとなる。
純正の周辺機器も同時に値上げされ、「DualSense ワイヤレスコントローラー」は全色9480円→1万1480円となる。
理由については、「昨今の世界的な経済情勢の変動などの厳しい外部環境を受け、当社ビジネスへの影響を踏まえ、このたびの決断にいたりました」と説明している。
「モンハン」ファンも嘆き
SNSでは、「本体8万、コントローラー1.2万 さすがに高すぎ。値上げが9/2までだから、買うならそれまでだな。ってか今までPS5買わなかった熱量の人がこの値段で買うわけねぇだろ」「PS5また値上げ。高すぎやろw 4年前のハードだぞ。いろいろ値段上がってるのはわかるけど、せめて現状維持にしとけよ」など、突然の大幅値上げに困惑するゲーマーらの投稿が相次いだ。
Xでは、「PS5値上げ」「プレステ」などの直接的なワードのほか、同価格帯のゲームハード「Xbox」や「ゲーミングPC」に言及するワードもトレンド入りした。
中には「モンハンのため」とのトレンドワードもあった。
25年に発売予定の人気シリーズ最新作「モンスターハンターワイルズ」に言及したもので、最新作の対応ハードがPS5およびXbox、Steamであることから、値上げ前に購入しておかなければ、とするシリーズファンが少なくなかったようだ。
「PS5また値上げかー 興味あるのはモンハンだけだし、その為だけには買えんな...」「モンハン目当てにPS5買おうとすると 9万税込でほぼ10万飛んでくのやばいな」など、シリーズを目当てに購入を検討していたゲーマーの嘆きが目立つ。