JRA通算500勝を達成した鮫島克駿騎手(c)netkeiba

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 25日、中京競馬場9Rで行われた大府特別(3歳上・2勝クラス・ダ1800m)で、3番人気カズペトシーン(牡4、栗東・池添学厩舎)が第1着となり、鮫島克駿騎手(栗東・フリー)はJRA通算500勝を達成した。

 鮫島克駿騎手は1996年生まれで、父は佐賀の鮫島克也元騎手(現調教師)、兄は鮫島良太騎手。シュトルーヴェで勝った今年の日経賞や、ジャンタルマンタルで制した昨年のデイリー杯2歳Sなど重賞12勝(中央10勝、地方2勝)を挙げている。

【鮫島克駿騎手のコメント】
「普段札幌で騎乗しているので、札幌に残っている人たちからは「札幌で」、今週中京にいるジョッキーからは「早く決めてください」と言われました。

 (今のレースを振り返り)終いがしっかりしている馬なので、道中後ろになりすぎないように、前を射程圏に入れつつ、直線は外に出せればいいなと思って乗っていました。本当に強かったと思います。

 (中京での初勝利について)鮮明に覚えています。10年やってきて、怪我だったり、悔しい思いもありましたけど、本当に毎週レースに乗れる喜びを最近は強く感じて乗っています。

 (これからの目標について)まずは怪我をしないで乗っていきたいですし、今年は年間100勝も狙えるペースですし、GI制覇も自分自身の夢ですので、なんとかこの秋達成したいなと思っています。

 本当にかなり暑い中、毎週競馬場に足を運んで応援して下さるファンの方々には本当に感謝していますし、また10年目になりましたけど、ここまで乗せてきて下さった関係者の方々や馬たちに感謝しています。本当にありがとうございました」

(JRAのホームページより)