ふるさとの伝統工芸を身近に 藍染作家・飴村秀子さんの作品集を寄贈
防府市富海の藍染工房で活動する「愛と藍の会」が藍染作家・飴村秀子さんの作品集を防府市教育委員会に寄贈しました。
防府市教育委員会に寄贈したのは藍染作家・飴村秀子さんの作品集60冊です。
作品集には飴村さんが制作した藍染作品36点と作品に対する思いが86ページにわたって記されています。
飴村さんは防府市在住の96歳。
自然の原料のみを使う日本古来の染色技術を守り、その魅力を世界に発信しようと取り組んでいます。
作品集は今年5月に発行されたもので、飴村さんを中心に藍染の継承活動に取り組む「愛と藍の会」が、防府市の伝統工芸に身近にふれてもらおうと寄贈しました。
愛と藍の会 堀江新子さん「これを機会に色々な方が作品や言葉を見て興味をもっていただけたらと思います。」
飴村秀子作品集は今後、防府市内の小中学校や公民館、図書館などに届けられます。