青山繁晴氏=2011年撮影

写真拡大

 自民党の青山繁晴参院議員が21日、自身のYouTubeチャンネル「ぼくらの国会」を更新し、自民党総裁選への思いを語った。

【写真】前回の総裁選では譲る形になったが…

 青山氏は2023年11月10日のYouTube番組「虎の門ニュース」で総裁選に出馬することを明言。同月17日にも「ぼくらの国会」のショート動画で「総裁選に出馬するって本当ですか?」という問いに対して「本当です」ときっぱりと語っていた。動画では「推薦人20人を集めなきゃいけません。が、わたしは93人の現職議員がいる『護る会』=『日本の尊厳と国益を護る会』の代表ですが、それを利用したりは致しません。ただし、推薦人になりたいって人はたくさんいらっしゃいますが、おそらく各派閥の引きはがしにあっていくので、さぁ、これからが長い長い戦い。本当は、しかし、実は短くもある戦いになると思います」と思いも明かしていた。

 今年8月21日の動画では、共同通信の元記者という経歴もあり、メディアの根幹は「あったことはそのまま報じる」ことだと指摘。その上で、自身の「虎の門ニュース」での発言は「完全に出馬表明です」と説明した。「国会議員として(番組に)出てる。責任を持って言ってるっていうのは明々白々なんです」と強調した。

 動画を収録したのは19日の小林鷹之前経済安保相の出馬会見より前だったが、「(小林氏が)記者会見やったとしても、ネット番組と差別されなきゃいけないんですか?」と言葉に力を込めた。

 小林氏を含めて、立候補が取りざたされているのは、茂木敏充幹事長、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相、高市早苗経済安全保障担当相、斎藤健経済産業相、加藤勝信元官房長官、上川陽子外相、林芳正官房長官、小泉進次郎元環境相、野田聖子元総務相の11人。青山氏は「『出る』って言ったのは遥か彼方のわたしが先」と言葉に力を込めていた。

 青山氏は21年の総裁選にも手を挙げたが、最終的には高市早苗氏の推薦人にまわった。

(よろず~ニュース編集部)