夏も“クール”に!ビジカジスタイル最前線<バッグ編>【夏のビジネス&ライフスタイルBestBuy】

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【夏のビジネス&ライフスタイルBestBuy】

いくらリモートワークの便利さが周知されたといっても、当然、通勤が必要な場面もある。そんな時でも快適に過ごしたいという思いは誰しもが同じ。“着て・履いて・持って”快適なビジカジアイテムを集めてみた。

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夏のビジカジにおけるバッグ選びのポイントを挙げるならば、ウエアやシューズ同様に、まずは“軽量性”が最優先。不意にやってくるゲリラ豪雨を見越して防水透湿性も忘れるべからず。もちろん仕事で使うのだから、ノートPCやタブレットなどのデジタルアイテムだけでなく、手帳や書類にペンなどのアナログアイテムも収まる収納力はあって困らない。最近は、背負った際に蒸れないデザインも増えているし、まずは手に取り、肩にかけてみたり背負ってみて、好みの一品を選んでほしい。

スタイリスト/牧田悟志さん
メンズファッション誌を中心に活躍するスタイリスト。リアルクロージングを意識したスタイリングを得意とし、ビズファッションにおいてもその審美眼は発揮される

 

■スマートなのにタフ必要十分な機能も随所に搭載

シップス
「バリスティック ナイロン トートバッグ」(3万5970円)

なんといっても素材の高機能ぶりに惹かれます。夏は飲料水や涼感アイテムなど持ち物が増えるので「出来るだけ身軽に」だけど「耐久性に優れたモノを」という方にはピッタリ(牧田さん)

“軽量で実用的、都市の仕事と生活を自由自在に”というコンセプトの通り、「コーデュラ バリスティック ホロフィル エア」の特長である優れた耐久性と軽量性、そして耐水性が存分に味わえる一作だ。H36×W36×D16cm

▲側面には、ターポリン生地が内側に張られた両サイドオープンポケットが。濡れた折り畳み傘の収納にも助かる

▲雨の侵入を防ぐ前面の止水ジップ仕様のポケットは、すぐ取り出したい名刺入れやスマホ、財布の収納に最適だ

 

■超軽量でNO肩こり!出張にも便利なビジネスノート

ピー・アイ・ディー
「軽量 ビジネストートバッグ PAN222」(1万5400円)

超軽量シリーズ「ノーヴェ」から。大容量でポケットも多く、PCスリーブのクッションパットも備えてこの軽さは嬉しいですね。背面キャリーオン対応バンドもあるので出張のお供にも(牧田さん)

多彩な収納ポケットなどビジネスに特化した機能満載。600デニールのコーデュラポリエステル×リップストップナイロンと堅牢ながら重量約760gと超軽量。H31cm×W38cm×D15cm

▲メイン荷室内にはジップポケットと差込みポケット以外に、あると便利なボトルホルダーも

 

■満員電車に乗り込む際にも背負ったままイケる極薄っぷり

タケオキクチ
「超薄型レザーリュック」(3万6300円)

電車の中で、他人とバッグがぶつかった際のストレスを減らしてくれそう。この薄さでPCスリーブもありますし、カジュアルになりすぎないようレザーを使用している点もグッド(牧田さん)

背面はエアメッシュ素材でミニマルな意匠とレザー素材の組み合わせも良好。外側に1つ、内側に3つのポケットを装備し、必要な荷物をギュッと収納可能。H44×W30×D6.5cm

▲ほぼマチのない極薄ボディでありながら、しっかりPCスリーブを装備している点も高評価

 

■濡れと蒸れの両方における不快感をセットで払拭!

デサント
「エアロストリームバックパックM」(2万7500円)

目玉のエアストリーム機能以外に、濡れたくない大切な小物を入れるファスナーポケットへの水の侵入を抑制する「ストリームラインテクノロジー」機能も見逃せないポイントです(牧田さん)

換気理論に基づいて設計された「エアロストリームパネル」が、背中に空気の入口と出口を作ることで、溜まった熱や湿気に対して換気効果を発揮。これにより背負った際の蒸れが軽減され快適。容量約20L/H47×W25×D15.5cm

▲貴重品やスマホを入れることの多い正面ポケットは止水ファスナーが採用され、水が侵入しづらいよう設計されている

▲さらにショルダーハーネスは肩への負荷が全体に分散される作り。パンチング仕様で肩まわりの蒸れも軽減してくれる

 

■バッグ内部が外より涼しく、見た目以上にハイテク

マスターピース
「スペースクール × マスターピース バックパック」(4万7300円)

今までにない冷却機能で驚かされます。摩擦などに対する強度や防水性も抜かりなく備え、マグネットフラップの脱着など使いやすさまで、キチンと考慮されているのが素晴らしい!(牧田さん)

太陽光と大気からの熱を宇宙に逃す光学フィルム「スペースクール」をラミネートした生地をフラップ部分に使用。大切なガジェット類を熱から守ってくれる。H42×W28.5×D14.5cm

▲バッグ内の温度を外気気温よりも6℃ダウン。コレでPCやお弁当の心配も必要なし

 

■背中が蒸れず横にも揺れず大事な荷物が持ち運べる

ドイター
「ギガ」(1万7600円)

仕事に必要なモノが機能的に収まるコンパートメントが複数あるので仕事用として非常に優秀。背中の蒸れを軽減する「エアストライプスシステム」も夏場にはありがたい限りです(牧田さん)

メイン荷室のほか、独立したノートPC用のスリーブや大事な書類を折れたり曲がったりすることなく持ち運べる薄型のドキュメント用荷室までも完備。容量28L/H48×W32×D18cm

▲縦に並んだウレタンパッドが熱を上方に排出しつつ、左右の揺れに対する安定性を高める

▲機能的内部構造でビズシーンに必須のノートPCやタブレット、書類などが無駄なく収まる

 

▼もっと涼しくするならこんなアイテムも!

素早く涼しくなりたいなら、風で冷やすのが一番手っ取り早い。昨今は男性愛用者も多いので、二の足を踏まず、ぜひ一度お試しあれ。

リズム
「シルキー ウィンド モバイル 3.1」(実勢価格:2980円)

大風量はもちろんのこと3WAYで使えたり、カラビナで引っかけられたり、さらに誤作動防止機能もあったりと使いやすい機能が満載。ビジカジ的には重厚感あるグレーを推します(牧田さん)

ハンディ、ハンズフリー、デスクと3WAYで使用可能なモバイル扇風機は軽量150g。稼働時間は最大10時間(弱運転時)と1日中活躍する。

▲独自の2重反転ファンを採用し、コンパクトサイズからは想像のできない大風量を実現

トラス
「クーリファイ サイバー」(4万9800円)

公共交通機関のみならず、バイクや自転車での通勤にもピッタリ。スタイリッシュなデザインなので、ジャケットスタイルとも相性良し(牧田さん)

わずか2時間の充電で13時間稼働する最新ネッククーラー。前モデルから70%も向上した制冷効果で、体感温度を瞬時に20℃もダウン。

▲冷却プレートを搭載するだけでなく、6つの上部出風口と2つの下部出風口から冷たい空気を排出し、顔と背中を一度に冷やす

※2024年6月6日発売「GoodsPress」7月号70-71ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【夏のビジネス&ライフスタイルBestBuy】

<取材・文/TOMMY>

 

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