川崎の黄金時代を知る《2人の天才》が躍動 今季初のリーグ戦連勝を飾った神戸戦で輝きを放った家長&大島
明治安田J1リーグ第25節でヴィッセル神戸に3-0の大勝を飾った川崎フロンターレ。神戸が2人の退場者を出し、判定が大きな話題を呼んでいるこの試合で輝きを放ったのが川崎が誇る2人の天才だ。
まず注目したいのがこの試合の均衡を破った家長昭博(38)だ。この日右ウイングでスタメン出場した家長は57分、脇坂のCKから強烈なヘディングを叩き込み、チームに先制ゴールをもたらす。これで今シーズンリーグ戦4ゴール目を記録した家長はこの日、右サイドをドリブルでぶち抜くシーンなどもあり、山田(5本)に次ぐ3本のシュートを記録。前半戦は厳しい声もあった家長だったが、前節の柏戦でもアシストを記録しており、徐々に調子を取り戻しつつある。
この試合は他にも2ゴールを決めた山田や攻守に渡って存在感を見せた脇坂など多くの選手の活躍のおかげで勝利を飾り、今季初のリーグ戦連勝を記録した川崎。しかし、まだ順位は12位となっており、チームとしても納得のいく順位ではないだろう。
2017年にJ1初優勝を飾り、黄金時代を築いた川崎だが、ここ2年は苦戦しており、特に今季の前半戦の出来は批判を浴びることもあった。しかし、まだリーグ戦も13試合残っており、巻き返すことが可能だ。前半戦は思うように勝利を重ねられなかった川崎の後半戦の追い上げに期待だ。(データは『SofaScore』より)
ゴール動画
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) August 7, 2024
明治安田J1リーグ 第25節
川崎Fvs神戸
1-0
57分
家長 昭博(川崎F)#Jリーグ pic.twitter.com/XKmcQsfgDM