「移籍金全部つぎ込んだ?」日本代表MFの獲得に“約6億円” 現地報道に反響「高いと思うけど貴重」
川辺駿は3年ぶりに広島に復帰へ
J1サンフレッチェ広島は8月2日、ベルギー1部スタンダール・リエージュと日本代表MF川辺駿を完全移籍での基本合意に達したと発表した。
今後はメディカルチェックを経て正式契約が結ばれる。ベルギー紙「DH」は公式発表を受けて「日本人選手のボーナスで300万〜350万ユーロの移籍金を得る」と伝えている。
広島ジュニアユース、広島ユースで育った川辺は高校3年生だった2013年に2種登録選手として登録。2014年にトップ昇格を果たすと、2015年途中にレンタルでジュビロ磐田へと移籍した。2018年に4年ぶりに広島に復帰すると、レギュラーとして活躍し、2021年には日本代表にも選出された。
2021年夏にスイス1部グラスホッパーへと移籍。さらに2022年にはイングランド1部ウォルバーハンプトンへと移籍し、レンタルでグラスホッパーの一員としてプレーを続けた。2023年7月にスタンダール・リエージュへと完全移籍した。28歳MFは広島に3年ぶりの復帰となる。
川辺はクラブを通して「サンフレッチェ広島という大好きなクラブ、自分の育ったクラブからオファーをもらい、またこのエンブレムを付けてプレーできることを嬉しく思います! 自分のキャリアの中で間違いなく1番大きな決断になりました! 年齢やパフォーマンス面でもこれからくるピークをこのクラブの為に闘いたいと思いました! エディオンピースウイング広島で会えるのを楽しみにしています!」と意気込んだ。
両クラブからの公式発表を受けて「DH」紙は移籍金が「300万〜350万ユーロ(4億8000万〜5億6000万円)」と伝えている。広島は今夏にMF川村拓夢をオーストリア1部ザルツブルクへ、FW大橋祐紀を英2部ブラックバーンへ放出。移籍金を得ているものの、川辺の“高額移籍金”にはSNS上でファンから「大橋選手の移籍金全部つぎ込んだんかな?」「いくつかタイトル獲れば元が取れる」「歴代トップのビッグネームだし、グッズも飛ぶ様に売れる」「高いと思うけど、代表レベルの選手は貴重」「何人かの選手を放出して得られた移籍金」など様々な声が寄せられていた。(FOOTBALL ZONE編集部)