【24日は土用の丑の日】スーパーの特売うなぎをたった1本の調味料でふっくらさせる裏技!
食楽web
●2024年7月24日、8月5日は「土用の丑の日」。市販のうなぎをふっくらと温めるポイントをご紹介!
夏の風物詩である土用の丑の日が今年もやってきました。もうすでに暑い日が続いていて、ビタミンA・B群を含む栄養価の高いうなぎを食べて精をつけたいところですね。
スーパーに売っているうなぎは、温め方次第ではガチガチ、パサパサになってしまいがち。でも実は、「料理酒を使って蒸す」だけで、焼き立てのような身のふっくら感と、柔らかさが復活します。ぜひ、スーパーのうなぎで絶品の一皿を作ってみてください!
料理酒でうなぎのかば焼きが焼き立てのように復活する!?
料理酒があれば、トースターでも、フライパンでも、電子レンジでもふっくら感が復活!
もしかすると「今まで水を入れて温め直していた」という方も少なくないはず。著者も日本酒を使うという方法を知る前までは、水を霧吹きにしてうなぎのかば焼きに吹きかけていました。しかし、水よりも料理酒の方がより旨味とコクを引き出すことができ、ふっくらと仕上げることができるので一石二鳥です。
フライパンは火がダイレクトに伝わるので、料理酒は大さじ2杯と多めに
フライパンで仕上げるコツは、料理酒大さじ2をふりかけ、フタをして、弱火から中火で3分かけること。
また、フライパンに皮がこびりつくことがありますので、フライパン用のアルミホイルやクッキングシートを使いましょう。一気に温めるのではなく、ゆっくりと中心まで温めるのがポイントですよ。
時短調理なのにふっくら出来上がり! [食楽web]
電子レンジの場合は、耐熱の器にうなぎをのせ、料理酒大さじ1をふりかけます。ラップをして500wで1分、ラップを外してさらに30秒加熱でOK。水から料理酒に変更するだけで、簡単なのに旨味がアップするのが素晴らしい!
料理酒を使って下準備をすれば、特売のうなぎだっておいしく食べられます。
ということで、ここからは趣向を変えて、うなぎのかば焼きを使ったレシピをご紹介しましょう。うなぎは、炒め物やパスタとも相性が良いので、お好みに合わせて土用の丑の日を楽しみましょう。
アレンジレシピ1:「うなぎの中華風炒め」
うなぎのかば焼き1枚で4人分のおかずができる節約メニュー
材料(4人分)
・うなぎの蒲焼き…中1尾(160g前後)
・料理酒(醇良)……大さじ1
・ピーマン(乱切り)……2個分
・白ねぎ(斜め薄切り)……60g
・ニラ(長さ4cm)……40g
・木綿豆腐……200g
・にんにく(みじん切り)……10g
・しょうが(みじん切り)……20g
・ごま油……小さじ2
【A】
・鶏がらスープの素……小さじ1
・甜麺醤……小さじ1
・しょうゆ……小さじ2
・料理酒(醇良)……小さじ2
・国産米本みりん……小さじ4
・豆板醤……小さじ1/2
作り方
(下準備)
・うなぎは縦半分に切り、幅3cmに切る。耐熱皿にのせて料理酒(醇良)(大1)をふり、電子レンジで加熱しておく(500W約1分)。豆腐はぺーパーで包み、電子レンジで加熱し(500W1分~)、余分な水気を除く。8~12等分に切っておく・【A】は混ぜ合わせておく
1.フライパンににんにく・しょうが・ごま油を入れ、香りがするまで加熱する(弱火)
2.ピーマン・白ねぎ・ニラを加えさっと炒める(中~強火)。【A】を加え炒め合わせる
3.うなぎ・豆腐を加え、さっと炒める
4.器に盛り付ける
アレンジレシピ2:「うなぎと夏野菜のスパゲティー」
うなぎとパスタの意外な美味しさを発見!
材料(4人分)
・うなぎの蒲焼き……中1尾(160g前後)
・料理酒(醇良)……大さじ1、小さじ2
・ズッキーニ……100g
・赤パプリカ(細切り)……80g
・塩……少々
・エキストラバージンオリーブ油……小さじ2
・スパゲティ……240g
・みょうが(薄切り)……2本分
【A】
・青じそ……10枚
・バジルの葉……8g
・くるみ……10g
・粉チーズ……大さじ1
・塩……小さじ1/6
・国産米本みりん……小さじ2
・にんにく(芯を除く)……4g
【B】
・熱湯……2L
・塩……小さじ1
・料理酒(醇良)……大さじ1
作り方
1.(下準備)
うなぎは縦半分に切り、幅1cmに切る。耐熱皿にのせて料理酒(醇良)(大1)をふり、電子レンジで加熱しておく(500W約1分)。ズッキーニは3ヶ所縦に皮をむき、長さを3等分に切り、6~8等分の放射状に切っておく。くるみはローストし(予熱なし170℃約10分)、砕いておく。スパゲティはタイミングを見計らって、【B】で茹でておく
2.フードプロセッサーに【A】を入れ、なめらかになるまでまわす。2(パスタ用):1(盛り付け用)に分ける
3.フライパンにエキストラバージンオリーブ油を熱し、ズッキーニ・パプリカを入れ、炒める(中火3分~)
4.料理酒(醇良)・塩を加えてさっと混ぜ、うなぎ・水気を切ったスパゲティ・1(パスタ用)を加え混ぜる
5.器にこんもりと盛り付け、まわりに1(盛り付け用)を添え、みょうがを飾る
どちらも上手に作るポイントは、下準備をしっかりすること! うなぎはあらかじめ温め直しておきましょう。スパゲティーのレシピで使うくるみは自宅でローストすると風味と旨みが段違いになりますし、ジェノベーゼソースはお店で食べるような本格的な仕上がりになります。ぜひトライしてみてくださいね!
今回使用した料理酒は、『キング醸造』の「日の出料理酒」。清酒に塩を加えた「酒塩」という日本の伝統調理法をヒントに開発された料理酒で、素材そのものの旨味を引き出し、料理の全体の味をまとめてくれる優れもの。土用の丑の日はうなぎのかば焼きと一緒に料理酒も忘れずにゲットしましょう!
●DATA
キング醸造
https://hinode-hd.co.jp/king/