KRY山口放送

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下関市と北九州市を結ぶ下関北九州道路の実現に向け、官民が一体となってその必要性をアピールする整備促進大会が22日、下関市で開かれました。

大会には、およそ400人が出席し、期成同盟会の会長を務める村岡知事が、「現在、都市計画の手続きを着実に進めており、下関北九州道路は、事業化に向けた確かな動きを実感する」と挨拶しました。

5月末に示されたルート素案によりますと、下関北九州道路は、下関市彦島と北九州市小倉北区を結ぶおよそ8キロの道路で、橋の形式はつり橋、下関市側には、2か所のインターチェンジが整備されます。

総事業費は最大3500億円が見込まれていて、現在、都市計画の手続きの一環として都市計画原案の縦覧が行われています。

(村岡知事)
「全く構想の段階から具体的にルートを作り、都市計画という実行の段階に入って来ているので、段々と熟度は高まってきていますが、これを確実なものにするという事と、スビートアップするという事、そういった意味で計画の手続きも進めていかなければいけませんし、事業主体やスキーム、そうしたところの議論もこれから国に求めていかなければいけない」

大会では、早期事業化に向けて有料道路事業の導入や民間資金を活用したPFIなど効果的な整備手法の検討を促進することなどとする決議を採択していて、今後、関係省庁に要望活動を行うということです。