｢いつもおいしいコーヒーを飲みたい｣を叶えてくれるHARIOのスケール
何事においても基本は大切。
おいしいコーヒーを抽出するにあたって何が基本になるかと考えると、それはやっぱり抽出のレシピなんじゃないかなと思います。
抽出のレシピとは｢あるコーヒー粉に対して、何秒で何gのお湯を注ぐか｣ということなので、そこには時間と重さを計測できるスケールが欠かせないわけです。
HARIOの名作コーヒースケール
「V60 メタルドリップスケール」は、コーヒーの抽出量と時間を同時に計測できるHARIOの名作アイテム。定価は税込で8,250円ですが、Amazonだとこのくらいの価格帯で購入できます。
こちらは単4型乾電池3本で稼働するタイプ。
以前は充電式のものを使っていましたが、乾電池式の方が充電忘れなどもなく使いやすい気がして、このタイプに落ち着きました。
操作はタッチ式で、左がタイマー・右が重量に対応しています。
計量は2〜2000gまで可能。500gまでは0.1g単位で表示してくれるので、コーヒーはもちろん料理用のスケールとしても十分活躍してくれます。
安定しておいしいコーヒーを抽出できる
コーヒー粉やドリッパーの準備ができたら、タイマーをタッチして抽出スタート。自分好みのレシピを参考に、時間と重さ両方の数字を見ながらお湯を注いでいきます。
慣れるまでは少し難しく感じると思うので、レシピはなるべくシンプルなものがおすすめ。例えば50gずつ4回に分けてお湯を注ぐとか、最初の蒸らし以降は10秒で注いで10秒インターバルを取るとか、そういった一定の数字で組まれたレシピの方が取っ掛かりやすくていいですね。
スケールを使ってレシピ通りに抽出すると、毎回同じクオリティーのコーヒーができあがります。当たり前といえばそうなんですが、これが結構うれしいんですよね。
また基本のレシピが身につくことで、そこから調整してさらに自分好みの味に近づけるという、コーヒーの楽しみ方の幅が広がります。ちゃんとしたスケールがひとつあるだけで、コーヒーってもっとおもしろくなる。
手入れもしやすく長く使える
ハイエンドモデルのスケールと比べると、重量の表示スピードにラグを感じることもありますが、気になる点といえばそのくらい。
コーヒーをこぼしやすい天板部分は、ステンレス製で取り外しも可能。毎日の手入れが簡単ですし、シンプルだからこそ長く使えます。やっぱりこの価格でこのクオリティーのものはほかにないなと感じています。
Photo: シラクマ
