歳を重ねると、暑い季節は食欲が落ちるという方も多いのでは。食事づくりも面倒ですよね。「そんなときに、冷やご飯+(プラス)ほんのひと手間、パクっと食べることのできるプチおにぎりが活躍しています」と教えてくれたのは、元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんです。青ジソを使った簡単でおいしいおにぎりを教えていただきました。

青ジソの簡単漬けのつくり方

夏は青ジソが安くなりますね。庭にたくさんできている方もいるかもしれません。わが家も麺類の薬味や漬物になどに頻繁に使います。そしておすすめの使い道が、今回ご紹介するゴマ油と麺つゆにくぐらせただけの青ジソです。

つくり方は簡単。

(1) 少し底が広めのきれいなプラスチックパックに(皿でももちろんOK)洗った青ジソを入れ、ゴマ油と麺つゆを上からかけます。1/3くらい浸れば十分。

(2) 一枚ずつひっくり返して、表裏に液がつけば終了です。水分が抜けて、やや縮んだ青ジソもおいしくなります。

(3) 液体ごと、煮沸消毒したビンに入れます。

つくってすぐに使いきるのが理想です。冷暗所で保存してすぐに使いきるようにしています。

この青ジソで温かいご飯を巻いていただくと美味。ハサミでカットして、納豆と混ぜるのも好きです。

漬けた青ジソで簡単おいしいミニおにぎり

もうひとつの食べ方は、ラップで巻いて見た目にもきれいな「ミニおにぎり」。

(1) ラップを敷いて、その上に先ほど漬けた、葉がきれいな青ジソを置きます。そこに冷やご飯をのせます。

(2) 上にもう一枚青ジソをのせますが、こちらはおにぎりの具になる部分なので、小さかったり、形が悪い青ジソで大丈夫。

(3) 上に乗せた青ジソを中に入れ込むようにラップでくるみ、くるくるっとひねったら、ミニおにぎりのでき上がり。

ちなみにミニといいますが、1個に軽く半膳使っています。2個で1膳分。冷やご飯でも、青ジソについた油と水分があるので、食べやすいです。

時々、友達や知り合いにも出してみるのですが、「おいしい、なにこれ?」「味つけは?」と好評です。

お弁当であれば、おにぎりにしても、漬けた青ジソをそのままご飯の上にのせてもよし、間に敷いてもよしです。青ジソがあったらぜひ試してみてください。