夏休みの困りごとのひとつが、子どものランチづくり。お昼ごはんの用意をラクにするアイデアを紹介します。夫婦共働きで4人の子育て中、ラクして暮らしが整うコツについての著作もある人気ブロガー・ベリーさんは、お弁当を取り入れているそうです。お弁当づくりのルールや、お弁当箱を選ぶポイントなどについて語ります。

子どもの夏休みランチは「悩まずつくれるお弁当」を採用

気づけば子どもたちの夏休みも目前。「さて、夏休み中の子どもの昼ごはんはどうしよう…」と考え始めた方もいらっしゃると思います。

【写真】夏休みランチは「4色ルール弁当」で悩まない

共働きで保育園児から高校生まで4人の子どもを育てているわが家の場合、保育園に通う末っ子以外の子どもたちにはお弁当を用意します(高校生の長男は、そもそも毎日弁当ですが)。中学生の長女はほぼ毎日部活、小学生の二男は学童クラブに通うからです。

お弁当づくりは、地味に手間がかかりますよね。そして、一日の疲れがたまっている夜にお弁当箱を洗うのもまた疲れる。そこで、わが家で実践している、お弁当づくりとあと片づけがラクになる2つのアイデアを紹介します。

お弁当の色をパターン化。おかずは「4色」を意識

朝起きてから、できるだけ簡単に悩むことなくお弁当を用意できるよう、わが家の場合、おかずを「4色ルール」でそろえることにしています。色を基準におかずを決めていくのです。

具体的には、茶色、赤色、黄色、緑色の4色でおかずを用意します。から揚げやレトルトミートボールや冷凍ハンバーグなどのメインおかずはたいてい茶色。赤色はヘタを取って洗っただけのミニトマト、赤いパプリカの素揚げでも。緑色は、ゆでブロッコリーやゆでインゲン。黄色はたいてい卵焼きです。

「4色そろえればOK」として、スーパーで色を基準に買い物し、お弁当のおかずにします。4色を意識することで彩りがよくなり、栄養バランスも「まあまあ整うはず」と思っています。

お弁当箱は、とにかく洗いやすいつくりのものをチョイス

お弁当箱は、毎晩しっかり洗いあげる必要があります。雑菌が弁当箱の中で増えてしまわないよう、フタのパッキンも外してしっかり洗わないと、とくに夏場は心配です。

そのため、お弁当箱はデザインよりも「簡単に洗えること」を重視します。パッキンを簡単に外せて、容器はステンレス。プラスチックだと、油のヌルヌルが落ちづらいような気がするので、キュキュッと洗いあがるステンレス製を選んでいます。

さらにわが家の場合は、フタもパッキンも全部のパーツを食洗機で洗えるものにしています。毎日帰ってきたら子どもたちが自分でキッチンのシンクにお弁当箱を出す。その際、パッキンも子どもが自分で外します。

子どもが自分で簡単にパッキンを外せることを基準に選んだお弁当箱なので、子どもたちは小1から自分で外しています。そして、水を張っておく。ここまでするのをルールにしているので、あとは予洗いして食洗機にお任せすればOKです。

「つくるときも、あと片づけもなるべく手間なく」。暑い時季のお弁当づくりが少しでもラクになるように取り入れている、わが家のルール。ご参考になればうれしいです。