【阪神】中野拓夢、今季5度目の猛打賞 「なんとか出塁しようってことだけを考えて」
![7回無死、左中間へ二塁打を放つ中野拓夢(カメラ・渡辺 了文)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/b/8/b8da0_60_0110fe20_cd08bc38-m.jpg)
◆JERAセ・リーグ 阪神8―1中日(27日・甲子園)
阪神・中野拓夢内野手が4打数3安打で今季5度目の猛打賞を記録した。
初回、今季初の1、2番コンビを組む島田が四球で出塁すると、中野も中前安打を放ちチャンスを拡大。「昨日あれだけ1、2番が出ないとって言われてたんで、今日はなんとか出塁することだけを考えて」と1番・近本、2番・中野合わせて12打数1安打、出塁もその1度のみに終わった前日(26日)の中日戦(甲子園)での反省をすぐに結果で示した。
7回の第3打席で左中間に二塁打、8回の第4打席でも右前安打を放った。「逆方向にも出てますし。徐々に(状態が)上がっていきそうな感覚は自分の中である」と手応えも口にした。
「1、2番の出塁が得点が増える鍵にもなると思います。チームにもっといい勢いを与えれるように」。この日は島田と中野の2人で6出塁、3得点。勢いづいたように打線が爆発し、計12安打8得点を奪って大勝した。