とちぎテレビ

不登校の小学生や中学生の、将来の進路選択の手助けをしようと、栃木県宇都宮市で6月24日、合同学校説明会が開かれました。今回は、児童生徒がより参加しやすいように、初めて仮想空間・メタバースでの相談も実施しました。

合同学校説明会は、宇都宮市教育センターが、不登校の児童や生徒とその保護者を対象に、卒業後の進路選択について、できるだけ早い段階から、準備や手続きが始められるようにと開催しました。

昨年から開催していますが、今回は対面とメタバースでの参加の2部制で実施しました。市教育センターによりますと、対面とメタバースの2部制の学校説明会は、県内で初めてということで、今回は昨年を大幅に上回り、合計でおよそ60家族が参加しました。

説明会には、県内の通信制や定時制高校、それにサポート校など11校が参加しました。

対面で行われた1部では、訪れた保護者と児童生徒が、関心のある高校のブースで、カリキュラムや学校生活について説明を受けていました。2部のメタバースによる相談では、仮想空間に設けられた11校のブースに、参加者の自分の分身となるアバターが入場すると、各学校の担当者がオンラインで説明したり、質問を受け付けたりして、丁寧に対応していました。