読めたら「1031(天才)」!? 解読したくなる「語呂合わせナンバー」5選! 伝説の“358”はなぜ人気なのか?

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これが読めたら「1031(天才)」!? ユニークな「語呂合わせナンバー」とは

 クルマのナンバープレート(以下ナンバー)に大きく書かれた4桁の数字は、希望ナンバー制度を使って自身の好きな数字を選ぶことができます。

 なかにはドライバーの想いを反映したユニークな語呂合わせのナンバーも存在します。今回は大きく5つのテーマに分けて、実際に用いられる希望ナンバーを紹介します。

解読できる? 語呂合わせナンバー

【画像】「えっ…!1008?」これが「難解な希望ナンバー」の答えです(33枚)

・428(地名)

 これは東京の地名である「しぶや(渋谷)」を表します。このように、地域によってその土地ならではの語呂合わせで数字を選ぶケースがあります。

 定番なところでは、日本のシンボル富士山を表す「223(富士山)」、また千葉県船橋市の地名を表す「2784(ふなばし)」、群馬県の温泉街の草津を表した「932(くさつ)」などが挙げられます。

・178(人の名前)

 自分の好きなアーティストや人名、自身の名字などを語呂合わせで選ぶケースもあります。

 178は「稲葉(いなば)」を表しており、クルマのオーナーの名字が稲葉である場合や、ロックユニットの「B’z」のボーカリストである稲葉氏のファンであることも考えられます。

 このほか名字では「310(さとう)」や「1103(ひとみ)」、アーティストではロックミュージシャンの矢沢永吉さんの名字をとって「830(やざわ)」、フォークデュオ・ゆずの代表曲である夏色から「7216(なついろ)」と語呂合わせしたナンバーもあります。

・3298(車名)

 続いて、クルマの車種から用いられるケースです。

 3298は「ミニクーパー」の意味があり、英国発祥で現在はBMWが展開する「MINI(ミニ)」ブランドのクルマの車種名になぞらえて用いられる場合もあるようです。

 このほか「8032(パジェロミニ)」や「1203(インプレッサ)」などが挙げられます。

「358」「645」どんな意味?

・358(エンジェルナンバー)

 358は希望ナンバーのなかでも有名な数字で、地域によっては抽選ナンバーになるほど、人気を集めている番号です。

 運気の良い数字として選ばれる358は、数字の意味合いについてさまざまな説があります。

 例えば、風水では「3=金運」「5=帝王」「8=最良の数字」につながる数字、西遊記の「沙(3)悟浄/孫悟(5)空/猪八(8)戒」、お釈迦様が悟りを開いたのが「35歳8か月」、幸運をもたらす「エンジェルナンバー」であるなど、その由来はさまざまです。

 明確な真相については追求されていないものの、縁起の良い数字として多くのユーザーから支持を集めています。

どんなクルマでもミニクーパーに!?

 数字の語呂の良さ、縁起の良さで選ばれるケースもあります。

 例えば645は「無事故」を表しており、「2574(事故なし)」や「2951(福来い)」といった縁起の良い語呂合わせから選ばれるケースも。末広がり(八)を意味する「8」も選ばれやすい数字のひとつです。

 また街中で見かけるものとして多いのは、「1122(いい夫婦)」や、「2525(にこにこ)」などがあり、地域によって抽選番号になるなど人気の高いナンバーとなっています。

※ ※ ※

 クルマのナンバーをよくよく見ると、上記のようにドライバーの想いを反映したナンバーが設定されているケースがあるかもしれません。

 今後街中でナンバーを見かけたときは、ふと気にかけてみても面白いでしょう。