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●休日になると長蛇の列をなす老舗和菓子ブランド『鈴懸』の、今しか食べられない夏の和菓子3選とは？

　100年以上続く、博多発の老舗和菓子ブランド『鈴懸』をご存知ですか？

　福岡に本店を持ち、東京の『新宿伊勢丹』などにも店舗を構え、いつも行列が絶えない人気店です。筆者はちょうど1年前に『鈴懸』にハマり、毎週末通い続けており、今では季節の移り変わりを陳列された和菓子の種類で感じています。

　そこで今の季節しか食べられない、一度は食べてほしい和菓子3選をご紹介したいと思います。

「若鮎」2024年5月11日～7月下旬販売 227円

　まずは「若鮎」。初夏の川面を泳ぐ鮎を模したキュートな見た目です。中身は餡子なしで求肥餅のみのシンプルな構成。もっちりとした食感とじんわりとした素朴な甘さで素材の良さが際立っています。

ぷりぷりの食感。生麩を使った「麩乃餅」

「麩乃餅」2024年4月17日～9月中旬販売 216円

「麩乃餅」の生麩部分は、和菓子であまり使わない表現ですが「プリプリ」しており、噛めば噛むほど甘みを感じます。

飲めそうなほど滑らかなこし餡がたっぷり入っており、まさに口福です。

氷のかけらに見立てた6月の和菓子「鈴乃水無月」

「鈴乃水無月」2024年6月1日～30日販売 249円

「鈴乃水無月」は氷のかけらを模しており、その名の通り6月の和菓子です。全体はういろうで固められており、名古屋のものに近く、ずっしりした印象。魔除けの意味のある小豆は香ばしく、豆感が強いです。

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　伝統的でシンプルなのに、お洒落で新しい魅力のある『鈴懸』。行列必至ですが、並んだことを絶対後悔しません。 ぜひ、今の季節しか食べられない鈴懸の和菓子を楽しんでください。

（撮影・文◎ウェイライ）

●SHOP INFO
店名：鈴懸
住：博多 鈴懸本店／福岡市博多区上川端町12-20ふくぎん博多ビル1階
※福岡市内に他4店舗有
新宿伊勢丹店：新宿区新宿3-14-1伊勢丹新宿店 本館地下1階
※東京都内の他2店舗有