とちぎテレビ

7月に東京で開かれる立ち技格闘技「Kー1」の世界大会に出場する、宇都宮市出身の若手ファイターが20日、福田富一栃木県知事を訪れ、大会での活躍を誓いました。

7月7日に東京都の国立代々木競技場第2体育館で開催される、「Kー1 WORLD MAX」に出場するのは、宇都宮市出身のK-1ファイター・大久保琉唯選手(19)です。

大久保選手は去年(2023年)、宇都宮北高校を卒業し、現在は大学生で所属する壬生町のK-1ジム「ウルフ TEAM ASTER」で練習に励んでいます。

大久保選手は小学1年生のときに、プロボクサーだった父の雅史さんの影響で、キックボクシングを始め、小学5年生から現在のジムに所属して、高校生のときに「K-1甲子園」など日本一に2度輝いています。

2022年にプロデビューして、4戦目で初代Krush フライ級王座につくなど活躍、2022年度の新人賞も受賞しています。

大会は、立ち技格闘技の国内メジャー団体、K-1グループが主催して、大久保選手が出場する55キロ以下のクラスには、スペインやギリシャなどを含めて8人が出場します。トーナメントの1回戦で、中国のジャオ・ジェンドン選手と対戦します。

大久保選手は「栃木県代表として、結果を出せるようにがんばります」と、決意を述べました。福田知事は「ぜひ王座を獲得して、栃木に大久保ありと証明してください」と激励しました。