とちぎテレビ

日光市で、G7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合が開かれてからまもなく1年が経ちます。

栃木県内の企業の女性活躍を推進しようと、県と企業の意見交換会が20日に県庁で開かれました。

意見交換会には、県で男女共同参画に取り組む課の職員で構成される「県庁女性活躍応援チーム」と県内の企業6社から担当者など7人が参加しました。

まず、女性活躍への課題となっている女性管理職の不足などをテーマに、企業が抱えている問題点などを互いに共有しました。企業からは女性が管理職になれるような制度が整っていない、急に環境を変える余裕がないなどといった課題が挙げられました。

その後、県が現在行なっている、女性を対象としたキャリアマネジメント講座や、県内の企業の管理職候補の女性が社外の幹部社員から助言を受けることができる「メンター制度」などを紹介しました。参加者からは「キャリアマネジメント講座は1種類だけでなく、数種類から選べるといい」「メンターは立場が全く異なる人ではなく自分の職種のことをわかってくれる人と話したい」といった意見が出ました。

県は今後7月から10月ごろまで、月に1、2回意見交換会を開催する予定で、開催情報は県の女性活躍応援制度「とちぎウーマンナビ」に掲載されます。