とちぎテレビ

2024年4月に開校したばかりの林業大学校の学生たちが14日、地域貢献活動の一環として、地域の人たちが育てているアジサイを守ろうと草刈り作業を行いました。

この活動は、栃木の林業に携わる人材を育てようと、この春開校した林業大学校の学生たちによる、学校がある周辺の地域と連携したまちづくりの第1弾として行われました。

このアジサイは、地元の「篠井地区ゆたかなまちづくり協議会」が、地域の環境の美化に向けて15年ほど前に植えたものです。アジサイは現在60株ありますが、ここ数年、管理する人たちの減少や高齢化の影響で手入れが行き届かずこの日も草が生い茂っていました。

林業大学校の学生は入学から2カ月の間に草刈り機やチェーンソー、大型の林業機械などを扱うさまざまな資格を取得していて、今回の下草刈りは実際に山に入る前の実習も兼ねているということです。学生たちは草刈り機やなたを使って手際よく草を刈っていきました。

林業大学校は、今後もこのような実習を兼ねた地域貢献活動を続けていくということです。