とちぎテレビ

米粉の利用拡大をめざす協議会が6月17日に宇都宮市で会合を開き、2024年度の活動方針を確認しました。

栃木県米粉食品普及推進協議会の総会には、農業団体や食品業者などからおよそ40人が出席しました。

今回で20回目となる総会では今年度の方針として、米粉の魅力を広めるため、親子向けの米粉料理教室や、レシピ集の配布などにより一層力を入れることを確認しました。

米粉で作られたパンや麺はしっとりとして、もちもちとした食感が特徴です。また、食物アレルギーの原因になるともいわれるグルテンを含まない上に油を吸いにくいため健康面でも注目を集めています。

そんな米粉のさまざまな活用方法を知ってもらおうと協議会では毎年、総会に合わせて試食会を開いています。会場には県内の製粉業者などが考案したお菓子やパン、スープといった、米粉を使った8品の料理が並びました。

そのうち宇都宮白楊高校食品科学科の生徒たちは自分たちの高校で育てたコメから作る酒粕と米粉を使ったマドレーヌを発表しました。

参加した人たちは、バリエーション豊かな米粉のメニューに感心していました。