とちぎテレビ

高校生にさまざまな進路の選択を考えてもらおうと、那珂川町の高校に11日、企業が訪れ仕事に関する説明会が開かれました。

企業説明会は、那珂川町の馬頭高校で開かれ全校生徒およそ140人が参加しました。この説明会は生徒が企業の担当者から直接話を聞くことで、卒業後のキャリアについて考えてもらい、進路への意識を高めてもらおうと2021年から毎年開かれています。

会場となった体育館と講堂には、生徒が就職を希望した企業や、地元に事業所を構える企業、それに今年の春に馬頭高校を卒業した生徒が就職した企業の合わせて20社がブースを出展しました。生徒たちは20社の中から3社を選択してブースを巡り、担当者から仕事の内容などについて話を聞きました。

卒業生がいるブースでは生徒が仕事のやりがいや勤務形態について質問をすると実際に働いている先輩が丁寧に答えていました。

馬頭高校によりますと毎年、就職を希望する生徒のほとんどが、就職を決めて卒業していますが今年は、3年生のおよそ7割が就職を目指しているということです。

(今年3月に馬頭高校を卒業したあづま食品 浅野菜々美さん)

「仕事のやりがいや大変なことについて質問をいただいた。(それに対し)大変なこともあるが、とてもやりがいがあると答えた。(生徒には)面接練習を徹底してもらいたい。」

(参加した生徒)

「自分の知らない企業を知れてよかった」「いろいろな企業があると教えてもらって、夢が幅広くなった」と話しました。