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栃木県のイチゴの生産量が57年連続で日本一になることが確実となりました。

栃木県産のイチゴの出荷量のおよそ9割を占めるJAグループによりますと、5月末の時点の速報値で2024年産の出荷量は2万1713トンで、前の年を4%上回りました。

栃木県に次ぐイチゴの産地の福岡県は「JA全農ふくれん」の速報値で出荷量が8927トンでした。天候不順の影響で前の年から930トン減っています。

イチゴのシーズンは、ほぼ終わっていることから逆転される可能性は低く、国の統計によるイチゴの生産量は栃木県が57年連続で日本一となる見通しです。

一方、販売額はJAグループの先月末時点の速報値で289億300万円で前の年の6月末時点の確定値を21億9千万円あまり上回り、3年連続で過去最高を更新しています。