Netflixキッズユーザーたち、『ココメロン』以外に興味なし?
近年、Netflixで子どもたちが熱心に視聴している番組がある。同サービスの最新データにより、『ココメロン』が昨年の7月から12月の間で2億回以上(『ココメロン通り』も含む)視聴され、TOP100に8シーズンすべてがランクインしたことがわかった。米Deadlineが伝える。
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子どもから絶大な人気を誇る『ココメロン』シリーズ
『ココメロン』全8シーズンのなかで2023年下半期に最も視聴されたのは、14位にランクインしたシーズン8で、視聴回数は3,760万回。以降はシーズン1が22位(3,270万回)、シーズン2が28位(2,620万回)、シーズン3が34位(2,350万回)、シーズン4が40位(2,150万回)、シーズン6が44位(2,080万回)、シーズン5が83位(1,420万回)、シーズン7が87位(1,400万回)に位置している。
YouTubeからはじまった『ココメロン』は、日常生活のさまざまな場面を歌って楽しむ子ども向けアニメーションシリーズ。この人気シリーズを運営するのは、子ども向けのエンタメ・コンテンツを世界的に展開している英Moonbug Entertainmenで、ほかにも『ブリッピー』や『リトル・ベイビー・バム』といったチャンネルが人気を博している。
今年初めにDeadlineのインタビューに応じたMoonbugの欧州・中東・アフリカエリア代表のニコラス・エグラウ氏は、『ココメロン』の成功が年長児向けコンテンツへの参入に拍車をかけたと語っていた。「このコンテンツには、遊び心と楽しさをもって価値を届ける能力があり、私たちは本気で取り組んでいます」
ほかの子ども向け番組では『ギャビーのドールハウス』が全8シーズンで合わせて約9000万回、『ペッパピッグ』が6シーズン合わせて約8800万回視聴されたとのこと。
Netflixシリーズ『ココメロン 〜うたってまなぼう〜』、『ココメロン通り』シーズン1〜2は独占配信中。(海外ドラマNAVI)