JBL Fit Checker

ハーマンインターナショナルは29日、JBLブランドの新完全ワイヤレスイヤフォン「JBL LIVE BEAM 3」の発表会を開催。その中で、AIも活用し、JBLが展開している完全ワイヤレスイヤフォンから、ユーザーにマッチするものを測定・診断・提案してくれる「JBL Fit Checker」サービスを発表した。

JBL Fit Checker

アプリではなくWebサイトで、PCやスマートフォン、タブレットなどからアクセス可能。

ウィザードに沿って進めていくと、デバイスのカメラを使ってユーザーの頭部や耳の形状を測定。特に、耳穴まわりのくぼみや、突起部分を重点的に撮影。AIも活用した検出技術やアルゴリズムを駆使して測定する。そのデータをJBLが持つデータベースと照らし合わせ、ユーザーに最適なイヤフォンのスタイルを、JBL完全ワイヤレスイヤフォンのラインナップから提案してくれる。

JBL Fit Checkerの流れ

耳の形状を測定している画面

JBLの完全ワイヤレスイヤフォンのラインナップは現在、カラーバリエーションも含め40種類ほどあり、どんなスタイルのモデルを選べば良いか難しい面もある。そこで、「人間工学的なアプローチにより、快適で、耳が痛くなりにくく、音質面でもパフォーマンスを発揮できるスタイルを提案するサービスを開発した」とのこと。

具体的には、イヤフォンがそら豆のような形状の「BUDS」と、29日に発表された新製品「LIVE BEAM 3」のような「ショートスティック」、そしてオープン型でながら聴きにも使える「FLEX」の3つのスタイルから、最適なものをJBL Fit Checkerが選んでくれる。

測定結果の画面。BUDSが提案されている

その後、JBLの製品ページにアクセスし、具体的に製品を選べるという流れになっている。

なお、29日に発表されたLIVE BEAM 3については別記事で紹介している。また、発表会場ではLIVE BEAM 3とほぼ同等の機能を備えつつ、イヤフォン部分がBUDSスタイルの「JBL LIVE BUDS 3」も参考展示されていた。発売日や価格は未定だが、「そう遠くない時期に発売できる見込み」だという。

LIVE BEAM 3

JBL LIVE BUDS 3

JBL LIVE BUDS 3

JBL LIVE BUDS 3