とちぎテレビ

ＳＮＳを通じた、嘘の投資話などから現金をだまし取られる詐欺の被害が相次いでいることを受け、下野市では２７日、市と警察による広報活動が行われました。

下野市役所で行われた市と警察の広報活動には、坂村哲也市長や下野警察署の松本泰之署長など約１５人が参加しました。

最近、ＳＮＳで投資家や有名人になりすまして、投資を呼びかける「ＳＮＳ型投資詐欺」の被害が全国で急増しています。

県内では２０２４年に入ってから４月末までにＳＮＳ型投資詐欺やロマンス詐欺の被害が１９件確認されていて、被害額は３億３６００万円余りに上ります。

なかでも下野市では４月、６７歳の女性がＳＮＳを通じて約１億２３００万円をだまし取られる被害にあっています。

２７日の広報活動に参加した人たちは、市役所を訪れた人たちにチラシなどを手渡して「絶対に儲かる」といった言葉にだまされないよう注意を呼びかけていました。