「なんて男だ」 冨安健洋の人柄覗く…帰国後の行動に海外絶賛「ピッチ内外で素晴らしい」
激動のシーズンを終え、とある場所を訪問
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、今季公式戦30試合に出場し、2得点3アシストを記録。
シーズンを終え、6月の日本代表戦へ備えるなか、帰国後に取った行動に海外ファンから熱視線が注がれている。
アーセナルで3季目を迎えた今季の冨安は、負傷による離脱期間があったものの、ピッチに立てば堅実なパフォーマンスでチームに貢献。とりわけ終盤戦では左サイドバック(SB)として存在感を示し、最終節のエバートン戦(2-1)ではゴールも決めた。
シーズン最終盤まで優勝争いを演じた激動のシーズンを終え、チームはオフに突入。すでに休暇先へ向かった主力選手たちもいるなかで、冨安は日本へ帰国し、とある場所を訪問していた。
向かった先は、小学生時代を過ごした少年少女サッカーチームの三筑キッカーズ(福岡市博多区)。同サッカーチームの公式インスタグラムには、子供たちとともに収まった写真が複数アップされ、感謝のコメントが綴られている。
「お帰りなさい! 三筑キッカーズOBで日本代表の冨安健洋選手が遊びに来てくれました! 毎年ありがとうございます!」
自身の原点とも言える地元・福岡に帰還し、真っ先に未来のある子供たちのもとへ駆けつけた冨安。まっすぐな人柄を覗かせるその行動には海外ファンから熱視線が注がれ、SNS上で拡散された写真への投稿に「なんて男だ」「ピッチ内外で素晴らしい」「これが彼の考え方だ」「なんという戦士だ」といった絶賛の声が並んだ。
冨安は来月行われる北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選2試合(6月6日ミャンマー戦/アウェー、11日シリア戦/ホーム)に向けた日本代表メンバーに選出。再び戦闘モードへ移行する前に、束の間のひと時を地元で迎え、子供たちのヒーローとなっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)