動物用医薬品などを扱う専門商社「大正堂」が創業100周年記念イベント U字工事からもお祝い
栃木県那須塩原市に本社を構える動物用医薬品などの専門商社が、創業１００周年を迎え、２４日に市内で記念のイベントが開かれました。会場にはお笑いタレントのＵ字工事なども訪れ、企業にかけたなぞかけを披露するなど会場を沸かせました。
創業１００周年記念のイベントを開いたのは、那須塩原市に本社を構える動物用医薬品・農業資材の専門商社「大正堂」です。
吉成仁会長は式典の挨拶で「社員の皆さまの頑張りと、それを支えてくれた地元の方、畜産、農業の方やお客様。皆さんのおかげできょうまで来れた」と感謝の言葉を述べました。
大正堂は大正１３年（１９２４年）に前身の「吉成大正堂」として創業。戦前は日用品や雑貨などを販売していましたが、戦後、那須野が原で冷涼地に適した酪農をはじめる人が増えたことで、獣医師からの要望で動物用薬品機材の販売をスタートし、１９８４年に動物薬品部門のみを分社し今の大正堂となりました。その後県外にもサービスを拡大し北海道・群馬・茨城・千葉県と１道３県に拠点を構えます。
式典の最後に、那須塩原市は本州の中で生乳の生産量が１位ということで、牛乳で乾杯し１００周年を祝いました。
式典のあとにはお笑いタレントのＵ字工事が登場し、「大正堂」にちなんだネタを披露しました。
（U字工事・福田さん）
「大正堂とかけまして、注射で３回失敗されたと解きます」（U字工事・益子さん）
「その心は？」（U字工事・福田さん）
「チクッチクッチクッ。畜産（チクッが３回）」会場は平日にもかかわらず立ち見客で埋め尽くされ、大盛り上がり。
他にもマグロの解体ショーやおよそ３０の畜産や農業・園芸メーカーのブースの出店もあり、関係者も一般客もイベントを楽しんでいました。
大正堂の吉成仁会長は、大正堂の今後について「この数年で、時代がかなり変わってきている。与えられた条件の中でいかに創造的に頑張れるかどうか」と述べました。
