栃木県立図書館で「海なし県のおさかな天国」 栃木の魚の魅力を学ぶ
「ふれる」「食べる」「育てる」の３つのテーマで、栃木の魚の魅力を感じられる資料の展示が２４日、宇都宮市の県立図書館で始まりました。
県立図書館では、毎年６月１５日の県民の日にちなみ、栃木県に関連するテーマで、収蔵している資料を展示しています。
今回は、馬頭高校水産科をモデルにした小説「ナカスイ！」が話題になったことなどから、「海なし県のおさかな天国」と題して、県内に関係した魚の本や資料を集めました。県なかがわ水遊園や馬頭高校、県水産試験場と連携していて、会場にはおよそ５０点の書籍・資料のほか、魚の写真や解説パネルに加え、食品サンプルやミヤコタナゴが卵を産む貝なども展示されています。
「ふれる」のコーナーでは、「とちぎの魚図鑑」や「栃木の釣り那珂川の鮎」などの本と、ニッコウイワナやヒメマスなど県内に生息する魚を、写真と解説で紹介しています。
「食べる」のコーナーでは、魚を使った県内の郷土料理しもつかれやアユのくされ鮨などを紹介、ヤシオマスを使った料理のレシピも配布しています。さらに「育てる」のコーナーでは、馬頭高校水産科や県水産試験場を紹介していて、馬頭高校水産科が商品化した、キャビアや魚醤なども並んでいます。
「海なし県のおさかな天国」は、７月２４日までで、会場では職員が手づくりした本のしおりも配布しています。
