決勝点を挙げたハフェルツ photo/Getty Images

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プレミアリーグ第35節、アーセナルとトッテナムのノースロンドンダービーは3-2とアウェイのアーセナルが勝利した。前半にツキもあり3点を先行したアーセナルだったが、後半は怒涛の反撃にあい、ミスも出て2点を失う。最終的には冷や汗ものの勝利となった。

結果的に決勝点となるアーセナルの3点目を決めたのはカイ・ハフェルツだ。デクラン・ライスのコーナーキックを頭できれいに合わせたもので、これがシーズン12ゴール目。アーセナルはセットプレイやカウンターで効率よく得点できたことが勝利につながった。ハフェルツは勝利を祝い、見覚えのあるAI動画を自身のXアカウントに投稿している。

「Mood」という一言とともにポストされたのは、アメリカのラッパー、リル・ヨッティのフェスティバル出演時の映像を、AI動画編集アプリ「Viggle AI」によってハフェルツに差し替えたものだ。この映像のリル・ヨッティを別の人物に差し替えた動画は一種のネットミームになっていて、バットマンのジョーカーや初音ミク、水原一平氏までさまざまな人物が観客を賑わせる姿がSNSで確認できる。

動画の出来はどうあれ、敵地で勝点3を手にしたのは大きな成果となった。これでアーセナルは暫定首位を継続、勝点を「80」の大台にいち早く乗せることができた。宿敵を下した勝利に、ドレッシングルームがこの動画の観客のように沸いていたことは間違いないだろう。