半分“しゅうまい”みたいな「ロールキャベツ」作ってみた!巻き簾で巻いてそのまま蒸すの!?【農家直伝】

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今は春キャベツがおいしい季節。ロールキャベツを作りたいけど、ちょっと季節外れかな…そう思ってたときに埼玉県の農家から、変わり種のレシピを教わりました。肉だねをキャベツの葉で1つずつ包むのではなく、なんと巻きすに刻んだキャベツを敷きつめて、一気に巻いちゃうんだとか。しかも、そのまま豪快に蒸すそう。なんだか調理法も見た目もしゅうまいみたいだけど、どんなお味になるの?作って確かめてみます!

【農家直伝】残りご飯を”つなぎ”に「ロールキャベツ」作ってみた!パン粉ナシでも肉ダネふわっふわ♪

キャベツはキャベツでも…?巻きすでくるくる「変わりロールキャベツ」



材料(4人分)
キャベツ…500g
豚ひき肉…250g
にら…1束
長ねぎ…1本
しいたけ…3枚
しょうが…1かけ
小麦粉…大さじ1と1/2
片栗粉…大さじ1強
練りからし(お好みで)…適量
しょうゆ(お好みで)…適量
飾り用ミニトマト…8個

[A]
塩…小さじ1
こしょう…少々
しょうゆ…小さじ1

作り方
1.キャベツは茹でてザルにあげ冷ましておく。



4~6分ほど茹でました。芯のある硬い部分はもう少し長めで6~8分ほどでザルに上げます。
キャベツはあとで細切りにするので、破れてしまっても大丈夫です!

2.にら、長ねぎ、しいたけはみじん切りにする。しょうがは絞り汁をとっておく。







しいたけは軸の部分もみじん切りにします。

3.豚ひき肉に[A]と2を入れてよく混ぜ、片栗粉も加え混ぜる。





4.キャベツが冷めたら、細切りにする(葉・脈の厚いところは、そぎ切りにしてから細切りにする)。



キャベツは切る方向によっても食感が変わってきます。子どもたちはシャキっとしっかりした歯ごたえがあったほうが好きそうなので、繊維に沿って切りました。繊維を断つ方向に切ると、柔らかい歯ざわりになるようですよ。お好みで使い分けてくださいね。

5.4の水気を絞り、小麦粉をまぶす。



6.巻きすの上にラップを敷き、5のキャベツ、その上に3の肉だねを広げ、のりまきのように巻き形を整える。



まずはキャベツを全体に。



その上に肉だねを広げます。



巻きずしと同じ要領で巻いていきます。



息子が挑戦。なかなか難しい...。形を整えてながら巻いていきます。



巻き終えて一息。





7.6を蒸し器に入れ20分蒸す。



巻きすごと蒸します。家にあった1番大きい鍋を出したけど、円形なので場所によっては、そのままの長さでは入らないものも…。
一部は、長さを半分に切って、ラップのまま蒸してみました。



20分後取り出すとしっかり火も通っています。半分に切って蒸したロールキャベツは、切り口から肉汁が出てしまったので、もう1枚ラップで包んでおけばよかったと反省。

7.冷めたら切り分け、ミニトマトを飾り、お好みでからしじょうゆ、またはポン酢じょうゆなどを添える。 



素材の旨味がぎゅっと詰まって、子どもでも食べやすい!

それでは、いただきま~す♪



蒸すことで肉の旨味とキャベツの甘味がぎゅっと凝縮されていて、う~ん、おいしい!
ボリュームもあって、食べ応え抜群!
娘には「これって、しゅうまい?」と聞かれ、そう言われると確かに見た目しゅうまいにも似てるかも⁉︎
からしじょうゆやポン酢じょうゆを付けずに、そのままの味が気に入ったようです。

ロールキャベツというと、わたしの中ではけっこう作るハードルが高い料理。
肉だねをうまく包めなくて、キャベツの葉が破れたり、煮ているうちに崩れたり、といったことも多いですが…
これは巻きすでくるくる巻いてしまうため、その心配はありません。
また細切りのキャベツなので、キャベツが嚙み切れない~!なんてこともなく、子どもたちはぺろっと完食。

ビタミンCや食物繊維、葉酸などが豊富なキャベツを、たくさん食べられるのもうれしいですね。
巻きすで巻いたり、蒸したりとちょっと手がかかりますが、いつもと違ったロールキャベツが食べたい!なんてときは、ぜひ試してみてくださいね。

★今回のレシピは、JAいるま野「とれ蔵KITCHEN」からの提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.ja-irumano.or.jp/recipe/nira/2013.html