スマホの電話着信をライトでお知らせ!シニアのためのスマホアプリ登場
永和システムマネジメントは、スマートフォン向けアプリケーション「いろどり+(イロドリタス)」を4月15日(月)にリリースした。
「耳が聞こえづらくなった高齢の家族に、何度電話をかけても出てもらえなくて不安になった」という経験はないだろうか。
「いろどり+」は、スマートフォンに着信があった際、ライトを光らせて視覚的に知らせるアプリケーション。スマートフォンの着信に気づかない問題を解決し、シニアとその家族の生活に彩(いろどり)をもたらす。
「いろどり+」でスマートフォンにライトが光れば、電話がかかってきたということ。音が聞こえづらくても、着信に気が付きやすい。電話に出られなかったときは、アプリの画面で誰からかかってきたのか確認できる。
また、SMSがきた時もライトが光って知らせてくれる。アプリの画面では、誰からどんな内容のメッセージがきたのか確認可能。なお、設定により、ライトを光らせる対象を、スマートフォンの連絡帳に登録されている電話番号だけに限定することも可能だ。
そのほか、電池が残りわずかになるとライトが光って知らせてくれる。
各お知らせの光は、それぞれいろいろな色に設定できるほか、夜間などライトを光らせたくない時間帯があるときは、設定により制限できる。なお、スマートフォンとライトはBluetoothでつながるため、Wi-Fiは不要だ。
「いろどり+」が生まれた背景と経緯
「いろどり+」を手掛ける永和システムマネジメントは、1980年の創業以来、金融システム構築、地域の医療機関へのシステム導入に始まり、現在では主にアジャイル開発の分野で活動している。
その中で2023年8月、新たな取り組みとして、世の中にある社会課題をICT技術で解決していくチーム、その名も「さきのこと」が発足。「いろどり+」は、「さきのこと」の活動の中で生まれたサービスのひとつだ。
近年、高齢単身世帯や高齢夫婦世帯の増加により、さまざまな問題点が指摘されているが、これまで永和システムマネジメントが培ってきたICT技術で、シニアとその家族に少しでも安心してもらえるようなサービスが提供できないだろうか。「いろどり+」は、そんな同社の思いから開発されたアプリケーションだ。
「いろどり+」は、Androidスマートフォン向けアプリとなっており、iPhoneは非対応。アプリのダウンロード及び利用については、当面の間は無料だ。ただし、ライトは別途購入する必要がある。詳細は「いろどり+」HPを確認しよう。
シニアとその家族のことを想うアプリ「いろどり+」に注目だ。
いろどり+ HP:https://sakinokoto.esm.co.jp/irodori-tasu
さきのこと:https://sakinokoto.esm.co.jp/
(ソルトピーチ)