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 カブス鈴木誠也外野手(29)が15日(日本時間16日)、右脇腹痛で10日間の負傷者リスト(IL)入りした。16日(同17日)に大リーグ公式サイトなどの取材に応じたクレイグ・カウンセル監督(53)は4週間程度離脱する見通しを明かした。

 当初は右脇腹の張りとみられていたが、指揮官は「現在の推測では必ずしも良いとは言えないが、フィールドに復帰できるのは4週間程度だろう」と話した。現在の見通しだと、試合復帰は5月中旬頃の見通しで、無念の長期離脱となった。

 負傷したのは前日のマリナーズ戦の8回走塁で「一塁へ走っている際に違和感を覚えた。突然、走っている最中にちょっと来た感じ。とりあえず様子を見て治療していく」と振り返る。今季は15試合で打率・305、3本塁打、13打点と打線をけん引しており、チームにとっては大きな痛手となった。

 昨年はキャンプ中に左脇腹を痛めWBC出場を辞退。カ軍でも開幕に間に合わなかったが、それより負傷の程度は軽いとみられる。同僚の今永昇太投手は「しっかり治して、また僕の登板の時に打ってほしい」と語り、カウンセル監督は「彼のような中心選手を失うのは痛い。他の選手のステップアップに期待したい」と話していた。