台湾・新北市のくら寿司で食中毒の疑い 先月末から4件 2店が営業停止に
(新北中央社)北部・新北市政府衛生局は10日、同市内にある回転ずしチェーンくら寿司2店舗で食事した客が食中毒とみられる症状で医療機関を受診したとの通報が、先月31日から今月10日までそれぞれの店舗で2件ずつ寄せられたと発表した。2店舗に対して営業停止を命じた他、市内全ての店舗で全面的な検査を行うと明らかにした。
同局が営業停止を命じたのは、新荘宏匯店と淡水站(駅)前店。同局食品薬物管理科の楊舒秦科長は中央社の取材に、この2店舗が10日までに営業停止になっていることを認めた。
同局によると、新荘宏匯店では先月30日に2人、今月7日に4人が、淡水站前店では1日に3人、7日に2人がそれぞれ食中毒とみられる症状を訴えた。先月31日から今月10日にかけ、食事客が受診した医療機関などから通報があったという。
営業停止は、同市が定める規定によるもの。再開には業者が食品製造所の衛生に関する改善や改善報告書の提出などをした後、審査を受けて合格する必要がある。
(黄旭昇/編集:齊藤啓介)
同局が営業停止を命じたのは、新荘宏匯店と淡水站(駅)前店。同局食品薬物管理科の楊舒秦科長は中央社の取材に、この2店舗が10日までに営業停止になっていることを認めた。
営業停止は、同市が定める規定によるもの。再開には業者が食品製造所の衛生に関する改善や改善報告書の提出などをした後、審査を受けて合格する必要がある。
(黄旭昇/編集:齊藤啓介)