次期廉価スマホ「Google Pixel 8a」が各種認証を取得!写真はPixel 7a

既報通り、米連邦通信委員会(FCC)がGoogleの未発表な5Gに対応したスマートフォン(スマホ)「GKV4X」や「G8HHN」、「G6GPR」、「G576D」が2024年1月18日(木)より認証を順次取得していることを公開しています。またその時点では公開されている認証情報から恐らく次期スマホ「Pixel 8a」(仮称)だろうと予想していました。

一方、カナダの無線通信関連の認証情報を掲載しているデータベース「Radio Equipment List(REL)」にこれらの型番のうちのGKV4Xが登録され、認証情報に「Pixel 8a」であることが記載されているため、これらの製品がPixel 8aになることが確定しました。認証番号は「10395A-GKV4X」、承認日は現地時間(EST)の2024年2月19日(月)とのこと。

なお、Googleでは5月に開発者向けイベント「Google I/O 2024」を日本時間(JST)の2024年5月15日(水)2時から開催することが案内されており、過去のケースから考えると、このイベントでPixel 8aを発表する可能性は高そうです。イベントではその他にもスマホなど向けプラットフォーム「Android」の次期バージョン「Android 15」の新機能などについて紹介されると見られています。


Canada Radio Equipment Listにおける認証情報。Pixel 8aとの記載があるのがわかります

Googleでは2019年5月に「Pixel」シリーズのスマホでは初の廉価版「Pixel 3a」および「Pixel 3a XL」を発売し、その後も毎年初夏〜夏の時期に廉価版を投入してきており、今年も昨年発売したフラッグシップスマホ「Pixel 8」や「Pixel 8 Pro」の廉価版としてPixel 8aが登場すると見られています。

そうした中で前回はFCCにてPixel 8aと見られる製品が登録されており、順調に開発が進んでいると思われていましたが、今回、新たにFCCを通過した4つの型番の製品がPixel 8aとなることが確定しました。なお、FCCではこれらの型番のうちのG8HHNのみが5Gのミリ波に対応しているため、アメリカ向けと見られ、FCCの認証情報から恐らくG576Dが日本向けとなるのではないかと予想されます。

例年通りに5月に開催されるGoogle I/O 2024にて発表され、その直後に発売されるとされ、デザインはPixel 8シリーズと踏襲して背面にはカメラバーが採用され、やや丸みのあるデザインでBay、Mint、Obsidian、Porcelainの4色展開とのことで、従来通りにチップセット(SoC)にはPixel 8やPixel 8 Proと同様に「Google Tensor G3」を搭載すると見られていますが、噂では若干性能が落とされているとも言われています。

またPixel 8aの開発コードとされる「Akita」を冠する製品がベンチマークアプリ「Geekbench 5」の結果に掲載されており、シングルコアで1218、マルチコアで3175となっています。その他、Pixel 7aに続いてワイヤレス充電に対応しているほか、箱がリークされて最大27Wの急速充電に対応しているとされています。なお、価格は販売される国・地域にもよりますが、据え置きまたは若干高くなるのではないかということです。



記事執筆:memn0ck


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