デイリーユースも本格撮影も!最新動画系カメラ7選【趣味な大人のベストバイギア】
【趣味な大人のベストバイギア】
手のひらサイズでアクティブに撮影できるアクションカムや、静止画も動画も高画質で楽しめるミラーレス一眼。どれも魅力的で迷ってしまうが、今回はビックカメラの人気商品を7点に絞ってご紹介しよう。
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昨年秋には「HERO12BLACK」や「OsmoPocket3」がリリースされるなど、新しい動きが見られる動画カメラ市場。ビックカメラ有楽町店カメラコーナー担当の山下さんは“イメージセンサーサイズの大型化”が最近のトレンドだと話す。
「大きくなることで画質が綺麗になり、暗い場所でもノイズが出にくく、背景がぼけやすいという特長があります。動画カメラで人気のアクションカムは、スマホと同等のセンサーサイズがほとんどでしたが、最近は1インチセンサーを搭載したものが出てきました。『OsmoPocket3』もそのひとつ。今では一般的なデジカメよりも綺麗に撮れるようになり、当店でもかなり売れています。センサーサイズ重視なら『ZV-E10』と『Z30』など、APS-Cセンサーを搭載したミラーレス一眼がオススメ。どういった映像を撮りたくて、どこにアップロードするのかでカメラ選びは変わってくるので、選ぶ際の参考にしてみてください」
ビックカメラ有楽町店/山下翔大さん
カメラコーナー担当。家電製品総合アドバイザー、フォトマスター検定1級保有。初心者向けからプロ仕様の製品まで熟知し、用途に合わせて的確にアドバイスをしてくれる
※商品価格は1月26日時点での「ビックカメラ・ドットコム」の掲載価格
1. どんなシーンでも鮮明かつなめらかに記録
GoPro
「HERO12 Black アクセサリーセット」(本体のみ:6万9780円)
スローモーションまたは4K/24FPSで撮れば、流行りのシネマティックVlogにも◎(山下さん)
昨秋大幅な進化を遂げ、画質レベルは5.3Kを実現。手ぶれ補正はハイパースムーズ6.0搭載でよりスムーズに、バッテリーの持ちは2倍となった。さらに超広角アングルとSNS向けの縦向きショットも4K60FPSで対応している。
▲ヘッドストラップを装着すれば、ハンズフリーで臨場感溢れる撮影が可能。抜群の耐久・防水性で水深10mまではものともしない
▲アクティブに撮影するなら、アクセサリーセットがオススメ。特にハンドラーは水に浮くので、水中・水辺での撮影でも大活躍だ
2. 動く被写体もエモーショナルな夜景もこの一台で
DJI
「Osmo Pocket 3 クリエイターコンボ」(9万6800円/基本付属品のみ:7万4800円)
ドローンの最大手メーカーならではのブレのない映像が魅力。簡単に被写体を追えるので、テレビのロケ撮影時にもよく使われています(山下さん)
常にカメラを水平に保つので、どんなに揺れても安定した映像に。動く被写体には高速フォーカスで、しっかり焦点を捉える。1インチセンサーにより細部まで鮮明に表現が可能となり、夜景などの低照度での撮影も得意とする。
▲2インチのフルカラーOLEDタッチスクリーンを搭載。画面を回転させるだけで撮影を縦向きにも横向きにも、直感的に切り替えられる
▲クリエイター コンボには広角レンズやトランスミッター、ハンドル、ミニ三脚などが付属。撮影時にあると嬉しいものが揃っている
3. 約35.5gの世界最小アクションカム
Insta360
「Insta360 GO 3」(128GB:5万8320円)
IPX4の防水性能を備えたアクションポッドにカメラを入れれば、手持ち撮影ができます。スクリーンを反転させれば、自撮りも簡単(山下さん)
小さなボディでもクリエイティブの可能性は無限大! 動画カメラ裏側のマグネットでどこでも装着でき、完全なるハンズフリーが実現。FlowState手ブレ補正搭載で映像はなめらか。どんな時でも直立状態を維持した映像が撮れる。
▲容量は32GBからありますが、たくさん撮るなら128GBがオススメ。公式アプリではAIが自動編集するので、撮った後も手間なしです
4. 最高の景色を360度カメラで全方位思い出に残そう
Insta360
「Insta360 X3」(6万520円)
ストリートビューのようなひと味違った映像が魅力。スマホに接続すれば、プレビューやリモコン撮影など多くの機能が利用できます(山下さん)
1/2インチセンサーを内蔵し、鮮やかな5.7K360度映像でアクションを捉える。撮影後にAI搭載の公式アプリのリフレームツールでファイルを選び、好きなアングルを選択すれば、自動でベストな画角に編集された動画が仕上がる。
▲別売りの「見えない自撮り棒」を使えば、編集時に画面から消えて360度カメラならではの空中アングルや第三者視点での撮影を可能にする
5. 圧倒的な画質を楽しみたいならVlogカメラで
ソニー
「VLOGCAM ZV-E10 パワーズームレンズキット」(9万9000円/ボディのみ:8万3330円)
高音質のマイクを内蔵したり、ワンタッチで背景ぼけ切り換えができたり被写体を追尾したりと、まさにVlogに特化した一台です(山下さん)
レンズ交換で映像の表現が広がるのは、ミラーレス一眼の強みのひとつ。動画撮影に特化したAPS-Cイメージセンサー搭載することで、夜景や夕暮れもノイズが少なく情緒溢れる映像に。アクティブモードに設定すれば、歩きながらの撮影でもしっかり手ブレを補正する。
6. レタッチなしで自分好みの質感を映像に
ニコン
「Z 30 16-50 VR レンズキット(ズームレンズ)」(11万9900円/ボディのみ:9万7900円)
ニコンユーザー待望の映像向きミラーレスカメラです。オート時でも明るさを調整できるので、イメージした雰囲気に近づけられます(山下さん)
APS-Cセンサーを搭載し、高解像度かつハイクオリティーな映像を実現。「クリエイティブピクチャーコントロール」を設定すれば、色合いや彩度が異なる20種類のモードで簡単に画作りができ、オシャレな映像もお手のもの。
▲バリアングル式画像モニターなら、ハイアングルもローアングルも自由自在。自分へ向けると自撮りモードに切り換わるのでVlogに最適
7. スマホカメラでも手ブレのない安定した映像に
DJI
「Osmo Mobile 6」(1万9470円)
スマホカメラの性能が十分なら、ジンバルを使うのも◎。ステータスパネルで撮影モードを変えればクリエイティブな撮影もできます(山下さん)
高性能な3軸スタビライザーで、簡単に手ブレのない映像が撮れる。ホイールを回すだけで焦点距離をなめらかに調整でき、サイドホイールを1回押せばマニュアルフォーカスに切り替わってシネマティックな撮影も可能に。
※2024年2月6日発売「GoodsPress」3月号30-31ページの記事をもとに構成しています<取材・文/竹林佑子>
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