“大谷翔平担当”に突然の解雇通告 衝撃の一報に同僚らも悲痛「最悪なこと」
LAタイムズの従業員100人以上が解雇に
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のエンゼルス番を務め、大谷翔平投手らを取材していたサラ・バレンズエラ記者が23日(日本時間24日)、X(旧ツイッター)で解雇通知を受けたことを発表。ともにエンゼルスを取材していた米記者からも、悲しみと今後の幸運を祈る声が続々と寄せられている。
同紙は、社内で大規模な人員削減計画が打ち出されているとされ、19日(同20日)には労働組合が反発する形で24時間のストライキが実施されていた。米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は、「ロサンゼルス・タイムズ」が従業員115人を解雇することに触れ、バレンズエラ記者やドジャース番のジャック・ハリス記者も含まれていると説明した。
バレンズエラ記者は、「2022年にロサンゼルス・タイムズは、クイーンズからやって来た私が、野球の番記者になる夢を実現させるためのチャンスをくれた。今日、私は解雇通知を受けた。エンゼルスを取材できたこと、そしてロサンゼルス・タイムズで働けたのは、本当に名誉なことでした」と投稿した。
これに対し、エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」で解説を務めるOBのマーク・グビザ氏は「サラ。君はヘイローズ(エンゼルスの愛称)の取材をする上で、素晴らしい働きぶりでした」と返信。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者も「残念だよ、サラ。君と仕事ができて楽しかったよ。今後の幸運を祈っているよ」、米スポーツ局「FOXスポーツ」のディーシャ・ソザーさんも「これは最悪なことね、サラ(涙)残念だわ。しかしながら、あなたはここまでやってこれたし、あなたの強さや才能をわかっているの。顔を上げて」と反応していた。(Full-Count編集部)